少年院で知り合い親友となった少年達がブレイキングダウン出場を目指す中で予期せぬ抗争に巻き込まれていく『BLUE FIGHT ~蒼き若者たちのブレイキングダウン~』がいよいよ劇場公開!
©2024 YOAKE FILM / BACKSTAGE
格闘家である朝倉未来さんの自伝『路上の伝説』に着想を得て、少年院で出会った少年達が、格闘家のスピーチに感銘を受け、第2の人生へ踏み出す『BLUE FIGHT ~蒼き若者たちのブレイキングダウン~』が1月31日(金)より全国の劇場で公開される。
映画『BLUE FIGHT ~蒼き若者たちのブレイキングダウン~』は、「1分間で最強を決める」という斬新なコンセプトで熱烈な支持を集める格闘技イベント「ブレイキングダウン」を題材に、少年院で出会った2人の男がブレイキングダウン出場を目指す姿を描いたバトルアクション映画。濡れ衣を着せられて少年院に送られたイクトは、そこで出会ったリョーマと親友になる。少年院で聞いた朝倉未来のスピーチに感銘を受けた2人は、格闘技イベントのブレイキングダウンに出場するという夢を追うようになるが、因縁のライバルの出現によって予期せぬ抗争へと巻き込まれていく。
本作では、ブレイキングダウンの顔ともいえる格闘家の朝倉未来さんと起業家の溝口勇児さんがエグゼクティブプロデューサーを務め、『クローズZERO』の三池崇史監督がメガホンをとった。総勢2000人のオーディションを勝ち抜いた木下暖日さんと吉澤要人さんがイクト役とリョーマ役で主演を務め、加藤小夏さん、田中美久さん、高橋克典さん、GACKTさんが共演、朝倉未来さんも本人役で出演する。朝倉さんの自伝「路上の伝説」をモチーフに、「金田一少年の事件簿」の原作者である樹林伸さんが脚本を手がけた。
©2024 YOAKE FILM / BACKSTAGE
映画『BLUE FIGHT ~蒼き若者たちのブレイキングダウン~』は、1月31日(金)より全国の劇場で公開。関西では、大阪・梅田の大阪ステーションシティシネマや難波のなんばパークスシネマ、京都・三条のMOVIX京都、神戸・三宮のkino cinema 神戸国際等で公開。
あのブレイキングダウンを題材にした映画に!?どんな危険な雰囲気を醸し出す作品になるんだ!?と気になっていた…しかも、バイオレンスの巨匠とも謳われている三池崇史監督が携わったとなれば、興奮せざるを得ない。実際に観てみると、『クローズZERO』シリーズに備わっていた熱いおもしろさが存分に発揮されていた。愛嬌ある親しみやすさと危険な雰囲気の両方を備えた2人の主人公はオーディションで選ばれており、ここから人気になっていく可能性が大いに感じられる。この2人に睨みを利かせていく周囲のキャラクターも単純に善悪の線引きができない魅力が備わっている。周囲にいる大人には『クローズZERO』シリーズに出演していたキャストや、あの名前も聞くことが出来るので、驚きを隠さずにはいられない。そして、ブレイキングダウンから錚々たる人達が全面参加しているので、本作への気合いの入りっぷりに驚かされるばかりだ。2020年代における不良漫画を映像化したような、一ひねりあるストーリーテリングがある熱い青春映画で大いに盛り上がろう!
- キネ坊主
- 映画ライター
- 映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
- 現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
- 最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!