無慈悲で不気味な殺人ピエロがクリスマスの聖夜を祝う街の住民達を恐怖に陥れる『テリファー 聖夜の悪夢』がいよいよ劇場公開!
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クリスマスの夜、虐殺事件を生き延びて生活を立て直そうとする姉弟の前に、彼らを恐怖に陥れた殺人鬼が再び現れる『テリファー 聖夜の悪夢』が11月29日(金)より全国の劇場で公開される。
映画『テリファー 聖夜の悪夢』は、ハロウィンの夜に現れて殺戮の限りを尽くしたアート・ザ・クラウンが、今度はクリスマスに姿を現し、新たな惨劇を巻き起こす。ハロウィンの大虐殺を生き延びたシエナとジョナサンは、トラウマに苦しみながらも人生を立て直そうと日々奮闘していた。しかし、町がクリスマスシーズンを迎えたある日、アート・ザ・クラウンが再び姿を現し、聖夜を祝おうとする住民たちを絶望のどん底に陥れる。
本作は、不気味で残虐非道なピエロの殺人鬼アート・ザ・クラウンがもたらす恐怖を描く人気ホラー『テリファー』シリーズの第3弾。監督は独学で特殊効果や特殊メイク、特殊造形などを学び、『テリファー』シリーズを世に送り出したことで一躍カルト的人気を集めるダミアン・レオーネ。主演は前作『テリファー 終わらない惨劇』から続投のローレン・ラベラ、殺人ピエロのアート・ザ・クラウン役は1作目からおなじみのデビッド・ハワード・ソーントンが務めた。
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映画『テリファー 聖夜の悪夢』は、11月29日(金)より全国の劇場で公開。関西では、大阪・梅田のTOHOシネマズ梅田や心斎橋のイオンシネマシアタス心斎橋や難波のTOHOシネマズなんば、京都・二条のTOHOシネマズ二条、神戸・三宮のkino cinema 神戸国際等で公開。
前作『テリファー 終わらない惨劇』を観た者は、殺人ピエロのアート・ザ・クラウンは最早絶対死ぬことがない文字通りの悪魔なのではないか、と感じた方も多いのではないだろうか。本作は、前作から文字通りの続きの作品になっており、虐殺事件を生き延びたシエナとジョナサンの姉弟もしっかりと登場する。そして、もう一人の不死身のようなキャラクターも登場するので、『テリファー』シリーズが好きな方にとっては存分に楽しめる作品だ。シリーズの過去作品は、ハロウィンの夜に起こる惨劇を描き続けてきたが、本作では、ついにクリスマスの聖夜が中心。クリスマスにアート・ザ・クラウンが現れることを想像してみよう…いやぁ、ゾッとしてしまう。だが、アート・ザ・クラウンはピエロであり、サンタクロースには羨望の眼差しを送ってしまう一面もあるのだ。とはいえ、この世界でサンタクロースを演じるのはあくまでも人間である。どういうことが起こるのか、しっかりとお察しください。サンタクロースになったとしても、アート・ザ・クラウンがやることは決してブレないのだ。相対する者が誰であっても変わらない。そして、主人公をどのように追い詰めていくのか。過去作にはなかったようなアート・ザ・クラウンの二面性を垣間見れるシーンもあり…いや、あれは二面性ではないのか!?魅力をたっぷりに観客にぶつけてくる狂気の作品であることには違いない。
- キネ坊主
- 映画ライター
- 映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
- 現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
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