おいおい、せっかく来てくれたのによぉ…特典映像だけでいいのかよ!『赤羽骨子のボディガード』ラウールさんと出口夏希さんによるサプライズな舞台挨拶開催!
不良の男子高校生が、多額の懸賞金をかけられ命を狙われる羽目になった幼なじみのボディガードとなって、彼女にバレないように命を守るミッションに奮闘する『赤羽骨子のボディガード』が8月2日(金)より全国の劇場で公開される。7月20日(土)には、大阪・梅田の大阪ステーションシティシネマで試写会が開催された。
映画『赤羽骨子のボディガード』は、講談社「週刊少年マガジン」連載の丹月正光さんによるコミックを、アイドルグループSnow Manのラウールさん主演で実写映画化した学園アクション。高校生の赤羽骨子は、ある事情から100億円の懸賞金をかけられ、殺し屋から狙われる身となってしまう。幼なじみの不良である威吹荒邦は骨子のボディガードを引き受けるが、彼に与えられたミッションは骨子本人にバレることなく彼女を守り抜くことで、なんとクラスメイト全員が同じく彼女のボディガードだった。クラスには司令塔の染島澄彦や空手家の棘家寧をはじめ、罠師、スナイパー、ハッカー、詐欺師など一癖も二癖もあるメンバーが集結。さらに骨子の父で国家安全保障庁長官の尽宮正人や、骨子を憎む姉・尽宮正親も加わって大騒動が勃発する。威吹荒邦をラウールさん、赤羽骨子を出口夏希さんが演じ、染島澄彦役で奥平大兼さん、棘家寧役で髙橋ひかるさん、尽宮正親役で土屋太鳳さんが共演。『変な家』の石川淳一さんが監督を務め、テレビドラマ「半沢直樹」の八津弘幸さんが脚本を手がけた。
今回、2人が訪れたのは大阪市の難波八阪神社。厄除けや商売繁盛のご利益があり、近年海外からの観光客も数多く訪れている場所だ。見どころは何といっても大迫力のパワースポット、獅子殿。巨大な獅子の頭を模した舞台で、その大きな口でお参りをした人の苦難や邪気を飲み込み、幸運と勝利をもたらすという。そんなご利益がある本神社で、ラウールさんと出口さんはまず本殿でのご祈祷に参加。神主からのご祈祷を受け、赤羽骨子(出口さん)を守るために奮闘する、威吹荒邦(ラウールさん)をはじめとしたクラスメイト兼ボディガード全員の勝利と、映画の大ヒットを祈願した。その後2人は境内に移動し、獅子殿の前へ。初めて見る巨大な獅子の姿にラウールさんは「マジででかい!」とびっくり。出口さんも「わっ!すごーい!!」と興奮した様子を見せた。そんな迫力満点の獅子をバックに、絵馬をかたどったパネルを手にしてフォトセッションがスタート。 「関西のみんな!『赤羽骨子のボディガード』絶対見てや~!」 と関西弁で意気込みを披露し、夕方の舞台挨拶を前に、和気藹々とした大阪キャンペーンのスタートとなった。
そして、試写会での上映後、特別映像が告知され、お客さんが待機していると「おいおい、せっかく来てくれたのによぉ。特典映像だけでいいのかよ」の一言が!今回、シアター内にラウールさんと出口さんが登場。実は、ラウールさんは舞台挨拶にトラウマがあったようで「前回、舞台挨拶で盛大にタイミングを間違えるミスをしていたので、めっちゃドキドキしていました」と告白。そんなラウールさんの様子を見ていた出口さんは後ろでニヤニヤしていたようだ。
大阪のお客さんによる盛り上がりについて、ラウールさんは「今日も皆さんが盛り上がってくれて嬉しかったです」と喜んでいる。また、シアターの裏側を通って登壇したようで「あれ、通ってみたくないですか?何があるんだろ、って気になりません?貴重な体験をさせてもらえた」と満足のようだ。出口さんは「大阪の盛り上がりは違う」といったイメージがあり「皆さんがニコニコしていて、凄く可愛いです」と嬉しそうに話す。
上映後の舞台挨拶ということで、お気に入りの台詞をMCより尋ねられ、ラウールさんは緊張しながらも「誰かを守るってことはな、その人が大事にしているもん全部を守るっちゅうことやねん」と関西弁で披露。出口さんは「威吹君、クラスメートを睨んだらあかんでぇ!」と披露し勝気になっていた。
大阪には仕事やプライベートでも来ている2人。昨年、Snow Manのツアーで来阪したラウールさんは「コンサートが終わって、グループの皆でお好み焼きを食べに行ったんです。その時、口内炎ができていて、すっげぇ痛かったんです。なので、今日は、口内炎がないので、いっぱい粉もんを摂取して帰ります」と宣言。出口さんは「道頓堀でいっぱい食べ歩きをして、両手に持って食べて、有名なポーズをして帰りました」と振り返る。
本日午前中には難波八坂神社での御祈祷や獅子殿前にて大ヒット祈願をしていた2人。獅子殿を初めて見たラウールさんは「迫力がヤバ過ぎて…襲われそうになってたので守らなきゃな…」と思ってしまう程に迫力があったようだ。伺う前に獅子殿の写真を見ていたが「てっきり『トイ・ストーリー・マニアぐらいかな』と思っていたら、全然違いましたね」と愕然としていまう。すかさず、出口さん「うそつけぇ!」とツッコミ。「『わっ、でっかぁ』って言ってましたね。私も人が入れるぐらいの大きさだと思っていたので、あんな大きい場所で祈願できて…ヒットするんじゃないかな」と期待している。
今作の注目ポイントとして、ラウールさんは「どうでした?楽しめましたか?」と伺いホッとしながら「3年4組の皆が1人1人紹介されていくシーンが好きなので、是非何回も観ていくうちに名前と顔と役職を覚える楽しみを皆さんに」とオススメ。出口さんは「シャッターが開いて、(私がいないけど)全員で出る登場シーンが格好良くて大好きなんです。1人1人のキャラクターが出ているような登場の仕方。もう1回じっくり観てほしい」と伝えると共に「入りたかったな」と切望していた。
撮影は、序盤に学校シーンを撮っており、ラウールさんは「教室が控室になっていた。皆がリアルに高校生みたいで楽しかった」と印象に残っている。学校での撮影を出口さんはあまりしていたなかったようで「ダンスは、他の部員の方達がダンス経験がある。高橋(ひかる)さんも『ダンスが好きだ』と言っていた。私は、4ヶ月かけたものを…なんだかちょっとショックでした」と思い返していた。
最後に、出口さんは「大阪の皆さんにお会いできる機会もなかなかないので、嬉しかったです」とメッセージ。ラウールさんは「ワクワク楽しい夏休みにピッタリな映画なので、老若男女問わず楽しめる。沢山盛り上げてくれたら嬉しいねん」と関西弁で伝え、舞台挨拶を締め括った。
映画『赤羽骨子のボディガード』は、8月2日(金)より全国の劇場で公開。関西では、大阪・梅田の大阪ステーションシティシネマや難波のなんばパークスシネマ、京都・二条のTOHOシネマズ二条や三条のMOVIX京都や九条のT・ジョイ京都、神戸・三宮のkino cinema 神戸国際等で公開。
- キネ坊主
- 映画ライター
- 映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
- 現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
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