2023年1月に74歳で死去した鮎川誠さんに密着したドキュメンタリー『シーナ＆ロケッツ鮎川誠～ロックと家族の絆～』がいよいよ劇場公開！

2023年8月21日

©RKB毎日放送/TBSテレビ Photo by Bob Gruen Photo by Hiroki Nishioka Photo by Fred B Slinger

２０２３年１月に７４歳で亡くなったシーナ&ロケッツのギタリストである鮎川誠さんの半生を追ったドキュメンタリー『シーナ＆ロケッツ鮎川誠～ロックと家族の絆～』が８月２５日（金）より全国の劇場で公開される。

映画『シーナ＆ロケッツ鮎川誠～ロックと家族の絆～』は、２０２３年１月に７４歳で亡くなったロックミュージシャンである鮎川誠さんの素顔に迫ったドキュメンタリー。１９７８年に鮎川さんと妻のシーナさんが中心となって結成した「シーナ＆ロケッツ」。２０１５年にシーナさんが亡くなった後も、鮎川さんはバンドの続⾏を決断。次女の純子さんがマネージャーとして、２０１９年からは末娘のルーシーさんがボーカルを務めるなど、家族が鮎川さんを全力でサポートした。鮎川さんがすい臓がんによって余命５ヶ月の宣告を受けた際も、「死ぬまでに１本でも多くシーナ＆ロケッツのライブをやりたい」という鮎川さんの願いを実現させるため、家族は鮎川さんに寄り添った。

本作は、２０２３年３月に開催されたTBSドキュメンタリー映画祭で上映された『シーナ＆ロケッツ鮎川誠と家族が見た夢』をもとに、未公開映像や、家族とのプライベート映像などを加えて再編集し、劇場公開。日本を代表するギタリストとして最後まで現役のロックミュージシャンとしてステージに立ち続けた鮎川誠さんの素顔に肉薄していく。

©RKB毎日放送/TBSテレビ Photo by Bob Gruen Photo by Hiroki Nishioka Photo by Fred B Slinger

映画『シーナ＆ロケッツ鮎川誠～ロックと家族の絆～』が８月２５日（金）より全国の劇場で公開。関西では、大阪・梅田のシネ・リーブル梅田、京都・烏丸御池のアップリンク京都、神戸・三宮のシネ・リーブル神戸で公開。

２００８年のRISING SUN ROCK FESTIVAL 2008 in EZOにSHEENA&THE ROKKETSが出演した時のことを覚えている。フェスが終わって、北海道に集結したアーティストと観客の帰路で新千歳空港が空港でごった返していた時、鮎川誠さんがステージと変わらない雰囲気で歩いていた姿をお見かけしたことが印象的だった。それだけでもロックンロールな生き様が伝わってくる。その当時で還暦を迎えていたのだから畏れ入るばかり。本作では、シーナさんを愛し、娘さん達を愛していることが十分に伝わってくる。バンドに関わってくれるなら拒むことなく受け入れ、家族総動員で活動しているバンドも滅多に無いだろう。”いなたい”リズムとパフォーマンスによる”めんたいロック”のスタイルを貫き続け、シーナさんの遺志を継ぎ続け、亡くなるまでロックンローラーだったことが十分に伝わってくる。鮎川さんを尊敬する錚々たるミュージシャン達の声と共に彼の生き様を見せつけてもらった珠玉の作品であった。

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