ひとつ屋根の下で暮らすことになった2人の恋と、家族のつながりを描く『いつか、いつも‥‥‥いつまでも。』がいよいよ劇場公開！
（C）2022『いつか、いつも‥‥‥いつまでも。』製作委員会
海辺の診療所で働いていた医師が、憧れの女性とそっくりの女性に振り回されその素性を知るうちにひかれていく様を描く『いつか、いつも‥‥‥いつまでも。』が１０月１４日（金）より全国の劇場で公開される。
映画『いつか、いつも‥‥‥いつまでも。』…
海辺の診療所で、祖父と共に働く医者の俊英。彼の前に、ある日、憧れの女性そっくりな亜子が現れる。胸ときめくのも束の間、”こじらせ女子”亜子に振り回され、彼の理想像は粉々に。しかも偶然のいたずらから一つ屋根の下で暮らすことに。悪い予感は的中し、亜子に振り回される俊英だが、だが、あきらめきれない夢と現実の間で傷つく亜子の素顔を知るにつれ、淡々と生きていた彼の何かが変わってゆく。そして、亜子もまた、俊英や“じいさん”、家政婦のキヨさんと囲む家族（仮）のあたたかい食卓に、かけがえのないものを見出してゆく。
本作では、『賭ケグルイ』シリーズの高杉真宙さんが主演を務め、ヒロインの亜子役に『町田くんの世界』の関水渚さんが共演。『西の魔女が死んだ』『8月のクリスマス』の長崎俊一監督がメガホンをとった。
（C）2022『いつか、いつも‥‥‥いつまでも。』製作委員会
映画『いつか、いつも‥‥‥いつまでも。』は、１０月７日（金）より全国の劇場で公開。関西では、大阪・梅田のや大阪ステーションシティシネマや難波のなんばパークスシネマ、京都・三条のＭＯＶＩＸ京都、神戸・三宮のkino cinema神戸国際等で公開。
幼い頃に観ていたようなホームドラマを思い出させてくれる作品。個性的なキャラクターが集結しており、落ち着きのある医者である主人公の俊英は皆に振りまされていく姿は観ていて微笑ましい。診療所を営む祖父と家政婦との３人暮らしの中で、世話好きの叔母さんが謎の女性を連れてやってくる…人間関係がはっきりしない中で怒涛の如く繰り広げられる騒動の中で次第にストーリーが判明してくる展開にそそられてしまう。友達のようでいて他人のように遠い、不思議で愛おしい”家族（仮）”の姿が描かれていく。大きなストーリーの中にちょっとした小さなエピソードも盛り込まれていき、そんな出来事から不思議な絆が結ばれていくようでもあった。秋の柔らかい陽射しの下で、こんな作品で和んでみるのはいかがでしょうか。
Related Posts
- キネ坊主
- 映画ライター
- 映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
- 現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
- 最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします！
