恋に落ちた伝説の銀行強盗が運命の女性のためFBIと対峙する『ファイナル・プラン』がいよいよ劇場公開！
（C）2019 Honest Thief Productions, LLC
あらゆる金庫を爆破するスゴ腕銀行強盗犯が、FBIに奪われた金と愛する女性を取り戻すべく、最後の爆破計画を企てる姿を描く『ファイナル・プラン』が７月１６日（金）より全国の劇場で公開される。
映画『ファイナル・プラン』は、愛する女性のためにFBIと対峙する伝説の爆破強盗の戦いを描いたアクション。全米のあらゆる銀行を襲った凄腕の爆破強盗カーターは、運命の女性アニーと恋に落ちたことをきっかけに、足を洗うことを決意する。過去を償い新たな一歩を踏み出すべくFBIに出頭するカーターだったが、2人の捜査官は彼の盗んだ金を横領しようとカーターを罠にはめ、アニーにまで危害が及ぶ。怒りを爆発させたカーターは復讐に乗り出す。
本作では、「96時間」シリーズのリーアム・ニーソンが主演。運命の女性アニーをテレビシリーズ「グレイズ・アナトミー」のケイト・ウォルシュ、FBI捜査官を『スーサイド・スクワッド』のジェイ・コートニーと『イン・ザ・ハイツ』のアンソニー・ラモス、事件の真相を追う捜査官をテレビシリーズ「バーン・ノーティス」のジェフリー・ドノバンが演じた。
（C）2019 Honest Thief Productions, LLC
映画『ファイナル・プラン』は、７月１６日（金）より全国の劇場で公開。
とあるきっかけから凄腕の爆破強盗となってしまった主人公のカーター。あくまで銀行の金庫を爆破して強盗することが目的であり、人間を殺すことが目的ではない。犯罪者であることに変わりはないが、人を想う余地がある人間ではある。大切に想える人との出逢いがあれば、変わることが出来る人間だ。意を決してようやく自首しようとしたカーターだったが、簡単には信じてくれない。証拠となる大金の一部を見せてしまえば、相手は豹変してしまう。お金が人を変えてしまう、とは言い得て妙だと思えるストーリーが展開していく。
それにしても、自首を受けたFBIにとっては相手が悪かった。年老いた悪人だと思ってナメていたら、相手はリーアム・ニーソンである。一筋縄では上手くいかない相手だ。カーターなりの正義を貫こうとするならば、活かせる手段を最大限に披露していく。決着をつけるための”ファイナル・プラン”という名の復讐計画はお見事な出来栄え。伝説の爆破強盗と云われることに恥じない、カーターによるけじめのつけ方が爽快だった。彼は幸せな余生を過ごせられるのかな。
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- 現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
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