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ホラー業界の活性化を目指し、10名の監督が参加したホラーオムニバス『耳袋夜噺』がいよいよ劇場公開!

2026年7月14日

©現代怪奇百物語

 

十人十色の自由な発想と視点で、奇怪な世界が描かれる『耳袋夜噺』が7月18日(土)より劇場で公開される。

 

映画『耳袋夜噺』は、10人の映画監督がそれぞれ手がけた10編の怪談で構成されるホラーオムニバス。「心霊盂蘭盆」「心霊曼邪羅」などの心霊シリーズで知られるホラーレーベル「ラミアプロジェクト」が、次世代のホラーの才能を発掘する目的で立ち上げた企画で、KADOKAWA主催の日本ホラー映画大賞で豆魚雷賞を受賞した藤岡晋介や早田優太をはじめ、各地のホラー映画祭で実績を重ねてきた監督陣が集結。『獣手』がシッチェス・カタロニア国際映画祭に選出された夏目大一朗監督も特別参加する。王道の心霊ものから、浴室を舞台にしたワンシチュエーションホラー、アイドルの周辺で相次ぐ連続怪死、口にした言葉が脚本どおりに進んでいく俳優たちの恐怖まで、趣向の異なる怪談がそろう。癒やし動画、空き家の2階、廃墟にたたずむ白いワンピースの女など、日常の隙間に潜む怪異を、10人の作り手が十人十色の感覚で描き出す。

 

『ナイトルーティーン』ワタナベカズキ監督

…癒しの動画が導くのは、新しい自分か、“誰か”。そのナイトルーティーン、最後まで観た人はもういない。

©現代怪奇百物語

 

『樋口家の場合』早田優太監督

…空き家の片づけをする為、荒木・村瀬・樋口の3人が集まった。皆、再会は大学時代以来だった。 和気藹々と作業が始まるが、一人で2階の片づけをしていた村瀬が早々に帰ってしまう。 村瀬の代わりに2階へ上がった荒木は、とある異様なものを発見する。

©現代怪奇百物語

 

『風呂の中の女』中村好伸監督

…血と幽霊と、そこは密室。一人暮らし、誰もいないはずの浴室から声がして…浴室を舞台にしたワンシチュエーション・ホラー。

©現代怪奇百物語

 

『手毬の少女』美濃良偲監督

…心霊番組のロケで京都の廃校を訪れた高校生タレントの桜庭夕とテレビクルーは、手毬唄を歌う謎の少女に翻弄されていく。

©現代怪奇百物語

 

『貞淑な妻』夏目大一朗監督

…売れない作家のタケシは都市伝説系YouTuberミドリと一緒にとある廃墟に向かう。しかしそこには白いワンピースの女がいて…

©現代怪奇百物語

 

『イマジナリー』高梨太輔監督

…ある日双子の姉が何者かに殺害された…姉の身に付けていたパワーストーンを妹のうーかは大切に身に付けていたのだが、アイドルとして活動する中でうーかのパワーストーンが突然失くなってしまう。するとうーかの周りにいる一部のファンたちが次々と亡くなっていく事件が多発する。犯人は一体誰なのか?なんの目的で?

©現代怪奇百物語

 

『私たちのセリフ』佐々木友紀監督

…稽古前、俳優達 脚本の異変を発見!何と脚本にさっき言った言葉が書かれている。脚本に支配される恐怖の物語。

©現代怪奇百物語

 

『生魑魅』(いきすだま)鬼村悠希監督

…轢き逃げ事件を起こした容疑者2人は海外へ逃亡を企てていた。だが一方で被害者の男性は事故の後遺症で車椅子生活に、その中同時刻、当時の事故報道が流れる。

©現代怪奇百物語

 

『宍の涙』(ししのなみだ)藤岡晋介監督

…過去の嘘が呼び寄せた飢えた怨念の前で、彼女は贖罪の涙を流し、自らを差し出そうとするが――。

©現代怪奇百物語

 

『供花の子』(くげのこ)辻川優里監督

…転校生の美桜は満開の桜が浮かぶ海の夢を見る。村の言葉に導かれ、少女は供花として選ばれていく。桜の海の夢が告げる、少女の幻想怪奇譚。

©現代怪奇百物語

 

映画『耳袋夜噺』は、7月18日(土)より東京・新宿のケイズシネマで公開。

「心霊盂蘭盆」「心霊曼邪羅」シリーズ等、フェイクドキュメンタリーとして数々の作品を製作してきたホラーレーベルである「ラミアプロジェクト」。今回、令和の時代だからこそのホラーオムニバス作品が世に放たれた。インディペンデントで活動している映画監督が各々の自由な発想を以て短編ホラーを制作しており、容易に一括りには語れない多様な一作となっている。故に、ホラー映画においても、令和ならではの多様性があり、今後も多種多様な作品を制作できる持続可能性も込められた作品とも云えようか。とはいえ、『耳袋夜噺』は、十人の映画監督による十作品が披露されるが、一度に10作品を鑑賞することは脳が麻痺しそうで大変な代物。故に、今回は、1プログラム5作品として公開されるので、各々の作品に込められている世界観を多少なりともじっくりと体感できるだろうか。そして、この中から、長編作品を手掛け、その後には、メジャーなフィールドへと飛躍していくことも大いに期待したい。ファンタスティック系映画祭以外で、存分に短編ホラー作品を鑑賞できる機会はめったにないものであり、是非このチャンスを逃さずに劇場で体感してみてはいかがでしょうか。

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映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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