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長岡の花火に込められた思いを初めて知りました…『君と花火と約束と』佐藤勝利さんと原菜乃華さんを迎え特別試写会開催!

2026年7月11日

打ち上げ花火が描かれた1枚の絵に秘められた謎が、花火大会で知られる新潟県長岡市から遠く離れた東京の高校に通う少年と少女の運命を翻弄する様を描く『君と花火と約束と』が7月17日(金)より全国の劇場で公開。7月11日(土)には、大阪・梅田の大阪ステーションシティシネマに佐藤勝利さんと原菜乃華さんを迎え、特別試写会が開催された。

 

映画『君と花火と約束と』は、真戸香さんによる小説をアニメーション映画化した青春ラブストーリー。日本三大花火大会のひとつとして知られ、例年数十万人が訪れる新潟県長岡市の長岡まつり大花火大会を舞台に、時を超えて結ばれた約束と高校生たちのひと夏を描く。高校入学直後のある日、夏目誠は同級生の葉山煌と出会う。煌は幼い頃から曽祖母に「いつか夏目誠と出会う」と語られており、一枚の花火の絵を手にしていた。自分には覚えのないその絵の秘密を探るうちに、2人は過去に交わされた“ある約束”の存在へとたどり着く。やがて、時を超えて結びついた運命の意味が明らかになっていく。主人公である誠の声を、人気グループtimeleszのメンバーで、本作がアニメーション映画初主演となる佐藤勝利さんが担当。ヒロインの煌役は、『すずめの戸締まり』の主人公である岩戸鈴芽役でも知られる原菜乃華さんが務める。監督はテレビアニメ「神之塔 Tower of God」の鈴木慧さん。企画制作はシンエイ動画、アニメーション制作はSynergySPとアンサー・スタジオが共同で担う。

 

今回、上映後に佐藤勝利さんと原菜乃華さんが登壇。佐藤さんは「映画の思いを受け取っていただけて、良い映画の思いが届いているのかな」とお客さんの反応を伺っていく。原さんは、緊張しながらも「皆さんがすごく優しい穏やかな素敵な顔で迎えてくださって、拍手も温かくて、すごく嬉しい気持ちで今いっぱいです」と劇場の雰囲気に安堵していた。

 

声優としての収録現場では会っていなかった佐藤さんと原さん。今回で会うの3度目となり、佐藤さんは「いろんなところで2人でトークさせてもらってますけれども、3度目まして、なので。 でも、だいぶ打ち解けてきたところはあるかな」とリラックスしていた。声優のお仕事は今作が初めてであり「いろんなことが初めて過ぎて…ここに至るまで、練習のスタジオの方も行かせていただきましたし、台本の読み方もわからなかったですし、驚くシーンで、全然驚き足りないな、とか思いながら、どうしようどうしよう、と思いながらやったんですけれども…無事に。教えていただいて、育てていただいたな」と振り返りながら「僕は、まだ映画館で自分の声や作品の音も、映画を見られているわけじゃないので、羨ましいな」と伝え、お客さんに向けて羨望の眼差しを送っていく。なお、初めてのアフレコに向けて準備は欠かさず「台本にマーカーで、自分しか分からないような色分けとかして、瞬時に映像を見ながら、文字を見ながら…でも、慣れていないので、反応速度が遅くなるのが…と思ったので、瞬時にその気持ちになれるように自分なりに工夫して台本を作った感じはありますね」と明かす。原さんは、キャラクターの声を作り上げていくにあたり「私が演じた煌は、誠くんの前とクラスの皆の前でギャップのある子だな、と思ったので、そのギャップをうまく活かせるように演じたいな、と。あと、15歳という役どころだったので、できる限りその声の若さを意識して演じました」と説く。なお、実写作品とアニメーション作品の台本は構成が違っており「ト書きで、心情とアニメーションの画の説明、ここで動き出す等が一番上に書かれていて、タイムが書いてあって、セリフがあるので、いろんなところを見ながら画面も見て喋っていくのが慣れないですね、 いつまでたっても」と本音を漏らす。

 

 

完成した作品を観て、佐藤さんは「煌ちゃんの声が先に入っていて、アフレコの時から聞けていたので。まっすぐで、透明感があって、本当に素敵なクラスの人気者、中心にいるようなタイプだけれど、でもどこか影がある声を、原さんの豊かな表現力で、現場は本当に一緒ではなかったんですけど、作品を引っ張っていただいたな」と原さんを信頼。原さんは、誠の声を聞き「不器用ながらも、とってもまっすぐで、とにかく自分のことよりも人のことを第一に考えられる優しさや包容力が特徴のキャラクターなのかな、と思っていたんですけど、誠君の声でしかないな。すごく説得力があって、完成が楽しみだな」という印象があったことを思い返していく。今回で2人が顔を合わせるのは3回目だが、佐藤さんは「人見知りは原さんがすごく強いな、と思いながら過ごしていたんですけど…でも、いろんなところで感じたのは、人と喋るのが好きな方なのかな、とは思いながら」と話していくと、原さんは頷くばかり。本日は、TV番組に生出演しており、原さんは「本当に頼もしいです。私、あまり喋るのが得意じゃなくて、詰まってしまうところとかも多いんですけど、そういう時にすかさず突っ込んでくださったり、フォローしてくださったり。宣伝活動中は安心だ、と思って、肩の力が非常に抜けております」と委ねていた。これを受け、佐藤さんは「僕も口下手なタイプではあるので、そこは、できることはできたらな、と思いつつも。でも、逆に原さんが素敵なコメントを言ってくださる」と謙遜するばかりだ。

 

本作の主題歌、timeleszの「消えない花火」は、今作のために書き下ろされており、佐藤さんは「映画を観た後にエンドロールで流れるとまたちょっとね…今までいろんなところで聞かれた印象とまたちょっと違ったのかな。今日は、より強く思っていただいたのかな」と受けとめており「映画を楽曲にしたら、こういう曲になります、というのが凄く表れている楽曲だったのかな、と思います。温かくて花火みたいに切ない楽曲ではあるんですけれども、出会った思い出はずっと温かく残るような思いも込められているので、すごく切ないけれど温かい楽曲かな」と語っていく。原さんは「本当にすごく爽やかで、疾走感があって、夏、という感じもするんですけど、やっぱりそれと同時に、一瞬の煌めきが終わってしまうような儚さ。 華やかさの中に儚さがあるのが、本当にこの作品の世界観をより深く広げてくださっているな、と思って、何度でも聞きたいな」と受けとめていた。

 

 

夏を舞台にした本作にちなみ、この夏にやりたいことについて、佐藤さんは、これまでに挙げたことと被らないようにしながら「海には行きたいかもしれない」とピックアップし「今年で30になるので、そろそろ10代の気持ちを取り戻していこう、ということで。ダイビングとかも、なかなかできていないですけれど、一応ライセンスを持っているので、マリンアクティビティをちょっとやりたい」と模索中。原さんは「プールに行きたいですね」と話し「私、水泳を10年間習っていたんですよ。でも、最近全く泳げていないので、自分の体力がどれくらい衰えているのか、という。未だにちゃんと四泳法は綺麗に泳げるのだろうか、という確認をしにいきたいな」と気にしていた。なお、花火大会について、原さんは「小さい頃に住んでたお家は、地元の花火大会がすごく見えるマンション。だから、夏場は家族でベランダから遠くから静かにアイスとかを食べながら見る、という小さい頃の思い出ですかね」と思い返す。佐藤さんも「ちっちゃい頃、おばあちゃんとかに連れてってもらった。夏祭りの花火大会を見て、たまや~、と言うのを大人に教えてもらって、子供ながらに不思議な文化だな、おもしろいな、とか思ったり、磯辺揚げみたいなものを屋台でおばあちゃんが買ってくれたり。でも、物心がついた初めての思い出が、花火大会の人混みだった。人多いな、というのはすごい覚えている」と振り返った。

 

最後に、佐藤さんは「これから全国公開されますので、ぜひ誠と煌の出会ってからの物語、そして、どんな約束が交わされるのか、そんな約束を交わした2人がどんな運命に翻弄されていくのか、ぜひ映画館で一緒に物語を追っていただきたいな、と思います。約束がテーマになって映画を作らせていただいていますので、皆さんにとっても、こういう約束をこんな人と繋げていきたいな、というのをこれから増やしていただきたいな、と思います」とメッセージ。原さんは「私自身、この作品のお話をいただいて、初めて長岡の花火に込められた思いを知りました。 なので、私と同じような方だったり、若い世代の方だったり、どの世代の方が見ても楽しんでもらえると思いますし、より沢山の方に広まってほしい作品だな、と思っております。 公開してからも何度でも大切な方と観にいってください」と伝え、舞台挨拶を締め括った。

 

映画『君と花火と約束と』は、7月17日(金)より全国の劇場で公開。関西では、大阪・梅田の大阪ステーションシティシネマや難波のなんばパークスシネマ、京都・二条のTOHOシネマズ二条や三条のMOVIX京都や九条のT・ジョイ京都、神戸・三宮のkino cinema 神戸国際等で公開。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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