香港の過酷すぎるトレイルランに挑むランナーたちを追いかけたドキュメンタリー『フォー・トレイルズ 限界を超えてゆけ』がいよいよ劇場公開!
©Lost Atlas Productions
総距離298km、標高差14500mを72時間以内に完走するイベント『香港フォー・トレイルズ・ウルトラ・チャレンジ』を主題にしたドキュメンタリー『フォー・トレイルズ 限界を超えてゆけ』が7月10日(金)より全国の劇場で公開される。
映画『フォー・トレイルズ 限界を超えてゆけ』は、世界で最も過酷なトレイルランニング大会のひとつと言われる「香港フォー・トレイルズ・ウルトラ・チャレンジ」に挑むランナーたちを追ったドキュメンタリー。登山道や砂利道、林道といった自然の中の未舗装の道を走るスポーツ、トレイルランニング。「香港フォー・トレイルズ・ウルトラ・チャレンジ」では香港にある4つのトレイル・コースを連続で走り、72時間=3日間という制限時間内にゴールしなければならない。コースの全長は298Km、累積標高差は14500mで、フルマラソン7回分、エベレスト登頂2回分に相当する。さらに走行中の水や食料は自ら店などで調達しなければならず、起伏のある山道で有利になるポールや携帯音楽プレイヤーの使用は禁止といった厳しいルールが課せられる。
本作では、同大会に出走した18人のランナーが極限に挑む姿を、香港の美しい大自然とあわせて映し出す。監督は、香港に生まれ育ったイギリス人監督ロビン・リー。香港では観客15万人を動員するサプライズヒットを記録し、2025年の第43回香港電影金像奨で最優秀新人監督賞、第22回香港アジア映画祭で観客賞など数々の賞を受賞した。プロトレイルランナーの鏑木毅さんが日本語字幕監修を担当している。

©Lost Atlas Productions
映画『フォー・トレイルズ 限界を超えてゆけ』は、7月10日(金)より全国の劇場で公開。関西では、大阪・梅田のテアトル梅田や京都・烏丸の京都シネマや兵庫・神戸のシネ・リーブル神戸等で公開。
高層ビルが立ち並ぶ都市景観のイメージがある香港。実はトレイル(山や野原の踏みならされて出来た小道や未舗装の道。それらを楽しむアクティビティのことも指す)王国と呼ばれるほどに盛んらしく、旧正月の3日間には「香港フォー・トレイルズ・ウルトラ・チャレンジ」と呼ばれる超過酷なイベントが催される。
様々な厳しいルールを課せられた状態で、総走行距離298km、獲得標高14500mにも及ぶ4つのトレイルコースを時間制限に追われながら、ほぼ自分の身1つで走破しなければならない。これはフルマラソン7回分、エベレスト登頂2回分に相当する。それを不眠で走り切る…褒めてもいるのだが、どうかしているよ。人は何故そこまでして大自然の中を走るのか。苦しみの果てに見える景色はどんなものなのか。それが、トレイルランニングに魅了された人の視点を追うことで見えてくる映画だ。
人間は挑戦を続けることで成長していくと聞くが、ここまで果てしない挑戦は自分の人生に想定していなかった。でも、少し魅力的に思えてしまう。その一つには、雄大な自然の中を駆け抜けるという魅力があるかもしれない。冒険のような、過酷ではあるけど充実感のある体験。なかなか味わえない。とは言えこんな過酷な挑戦ができるとは思えないけども。1人の成人男性が行ったダイエットをきっかけに始まった異常なチャレンジに取り憑かれた人間たちの過酷な旅を刮目せよ。
fromブライトマン
- キネ坊主
- 映画ライター
- 映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
- 現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
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