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天才卓球プレイヤーが度重なる困難を前に一発逆転で成り上がろうとする『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』がいよいよ劇場公開!

2026年3月10日

©2025 ITTF Rights LLC. All Rights Reserved.

 

1950年代のアメリカを舞台に、卓球の世界一を夢見る男が、資金も環境も乏しい中で世界選手権への挑戦を目指す『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』が3月13日(金)より全国の劇場で公開される。

 

映画『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』は、1950年代のニューヨークを舞台に、実在の卓球選手マーティ・リーズマンの人生に着想を得て描いたドラマ。卓球人気の低いアメリカで世界一の卓球選手になることを夢見るマーティ・マウザーは、親戚の靴屋で働きながら世界選手権に参加するための資金を工面する。ロンドンで開催された世界選手権で日本の選手エンドウに敗れたマーティは、次回の日本での世界選手権への出場を目指す。不倫相手のレイチェルが妊娠し、卓球協会から選手資格を剥奪され、資金が底をつくなか、あらゆる方法で遠征費用を集めようとするマーティだったが…

 

本作では、ティモシー・シャラメが主演を務め、引退した有名女優ケイ役でグウィネス・パルトロウ、マーティの友人役でグラミー賞受賞アーティストのタイラー・ザ・クリエイターことタイラー・オコンマ、マーティの恋人役でオデッサ・アザイオン、ケイの夫でインク会社社長のミルトン役でケビン・オレアリー、日本人選手エンドウ役で東京2025デフリンピックの卓球日本代表である川口功人選手が共演。『アンカット・ダイヤモンド』『グッド・タイム』のジョシュ・サフディ監督がメガホンをとり、第98回アカデミー賞では作品賞、監督賞、主演男優賞など主要部門を含む計9部門にノミネートされた。

 

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映画『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』は、3月6日(金)より全国の劇場で公開。関西では、大阪・梅田の大阪ステーションシティシネマテアトル梅田、心斎橋のイオンシネマシアタス心斎橋や難波のTOHOシネマズなんばなんばパークスシネマ、京都・二条のTOHOシネマズ二条や三条のMOVIX京都や九条のT・ジョイ京都、神戸・岩屋の109シネマズHAT神戸等で公開。

本作の主人公であるマーティ・マウザーの元になった人物、実在の卓球選手であるマーティ・リーズマン。彼は、インドのボンベイで1952年に開催された世界選手権で優勝候補の筆頭だった。だが、ゴム製のフォームスポンジ層を備えた改良型パドルを初めて使用した日本人選手の佐藤博治に早い段階で敗れてしまう。そして、佐藤博治が男子シングルスのタイトルを獲得した。故に因縁のライバルとなった佐藤に再び勝負に挑むため、大阪で試合を行ったそうだ。

 

今作では、そのエピソードについて、かなりの脚色を取り入れて描いていく。劇中のマーティは、かなりの自信家。だが、1950年代においては、卓球は、比較的マイナーなスポーツ。世界一レベルの選手であったとしても、卓球だけで生活することは出来ず、親族が営む店で働いたり、詐欺のような賭け卓球までする始末。卓球で世界を駆けまわるにはお金がなかったようだ。因縁のライバルに再び勝負を挑むために日本に向かうべく、あらゆる手段を使ってでもお金を手に入れていくプロセスを中心に描かれていく。「世界をつかめ」といったサブタイトルから察するに、卓球に関するスポ根映画ではない。あらゆる方法で遠征費用を集めようとするマーティの姿に呆れるしかないが、翻っておもしろく見せてくれるのが、ジョシュ・サフディ監督の手腕と云えようか。とはいえ、卓球の試合では見事に惹き込まれてしまう。マーティを演じたティモシー・シャラメは、6年もかけて卓球の特訓をしたとのこと。試合の中のマーティは、全てティモシー・シャラメ本人が演じていると聞き、驚くばかり。『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』の時のように、実在の人物を演じる時のリアリティある演技への拘りは凄まじい、としか言いようがない。なお、1950年代の日本らしさを見事に映し出しており、親しみを込めて是非とも本作を劇場で鑑賞してみてはいかがでしょうか。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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