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同世代の男性からも”泣いた~”『映画 すみっコぐらし 空の王国とふたりのコ』井ノ原快彦さんと本上まなみさんと角田貴志さんを迎え舞台挨拶開催!

2025年11月8日

すみっコたちの暮らす町に雨が続いていたある日、空から落ちてきた王子に頼まれて、水不足になった雲の上を助けるため、王子とすみっコたちが空の王国で大冒険を繰り広げる『映画 すみっコぐらし 空の王国とふたりのコ』が全国の劇場で公開中。11月8日(土)には、大阪・難波のなんばパークスシネマに井ノ原快彦さん、本上まなみさん、脚本の角田貴志さん、”ねこ”を迎え舞台挨拶が開催された。

 

映画『映画 すみっコぐらし 空の王国とふたりのコ』は、サンエックスが展開する人気キャラクター”すみっコぐらし”を劇場アニメ化した「映画 すみっコぐらし」シリーズ第4弾。すみっコの町では雨の日が続いており、揚げものコンビ”とんかつ”と”えびふらいのしっぽ”の体がじめじめになってしまう。そんなある日、空から突然誰かが落ちてくる。すみっコたちが心配して駆け寄ると、それは空の王国からやって来た”おうじ”だった。おうじによると、雲の上は深刻な水不足になっているという。雲の王国のピンチを救うため、すみっコたちはおうじとともに空へ向かい、大冒険を繰り広げる。ナレーションを務めるのは、これまでのシリーズでもおなじみの井ノ原快彦さんと本上まなみさん。3DCGアニメ「ピングー in ザ・シティ」「グレゴリーホラーショー」などのイワタナオミが監督を務め、劇団「ヨーロッパ企画」に所属する俳優・脚本家の角田貴志さんがシリーズ1作目と3作目に引き続き脚本を担当した。

 

今回、上映後にナレーションを務める井ノ原快彦さん、本上まなみさん、脚本を務めた角田貴志さんが登壇。映画を観終わったばかりで暖かい雰囲気が漂う会場にて、まずはナレーションを担当した井ノ原さんが「楽しかったですかー?」と問いかけると観客からは大きな拍手が。「今観終わったばかりで、早く感想を言い合いたいところだと思いますが、今日は最後までよろしくお願いいたします」と挨拶した。続いて本上さんからは「皆さん、相棒のぬいぐるみも連れてきてくれてありがとう~!すごく可愛いですね。映画楽しんで頂けたようで嬉しいです。今日はよろしくお願いいたします」と挨拶。最後に本作の脚本を務めた角田さんは「井ノ原さんがすみっコでの大阪の舞台挨拶が初めてということで、特別な日に来ることができたと思っています。お客さんのように楽しみたいと思っています!」と話し、イベントはスタートした。

 

『映画すみっコぐらし』シリーズの舞台挨拶で大阪に来るのは初めての井ノ原さんは「大阪は第二のふるさとです。芸能界での一番初めのお仕事が大阪でした。実は一週間前にも来ていましたし、電車でも移動しちゃいます(笑)なので今回、舞台挨拶で来れて嬉しいです!」と喜びを語った。京都在住の本上さんは「一昨日来て、靭公園の薔薇園でひとりピクニックしていました」と明かした。同じく京都在住の角田さんは「一昨日あたりに、茶屋町の方に行きました」と話し、関西エピソードで盛り上がった。

 

 

公開から1週間が経った本作についての反響を聞かれた井ノ原さんは「友人のお子さんが観に行ったという声も聞きますし、同世代の男性も”泣いた~”と言ってくれました」と喜びを話す。「皆どこか自分と重ね合わせる部分があるんだと思います。大人も子供も性別も関係なく、楽しめる作品だと思います」と本作の魅力を語った。本上さんも「従妹が一家で観に行ってくれたみたいで、すぐに電話で熱弁してくれました。従妹の旦那さんは『すみっコぐらし』のハンカチしか持たないと言ってくれているみたいです(笑)」と周りからの反響も大きかった様子。角田さんも「なぜかこそっと”観たよ”と言ってもらった。兄弟がいる方や兄弟のお子さんをお持ちの方からは特に、”関係性を重ねて観ていたので、共感や感動が多かった”という感想をもらいました」と沢山の心に響くコメントをもらったようだ。

 

 

ナレーションを担当した二人にお気に入りのシーンを聞くと井ノ原さんから「沢山あって難しいですね…脚本家の角田さんに、実際完成した作品を観て、僕たちのナレーションがどうだったか聞いてみたいです!」と要望が。それに対し角田さんは「井ノ原さんはすみっコたちと一緒に冒険しているような、兄貴的なイメージで作品を書いたので、その通りで素晴らしかったです」と大絶賛。さらに「本上さんは“おつきのコ”とか大きい世界を見守る神目線のイメージで書いたので、ピッタリでした!」と2人のナレーションを称賛した。井ノ原さんは「すみっコたちが過ごしているのをみんなで覗きながらうるうるしてきちゃうので、僕たちもナレーションをしながら、そんなことになっているのか…とかを思いながらやっていましたね。一方通行ではあるかもしれないですが、すみっコたちに気持ちを寄り添いながらやっていました」と想いを語る。本上さんは「まさかのゴッド!(笑)今回で4作目ということもあり、私はお話しを進める役割でもあったので、気持ちはすみっコたちに寄り添いながらも、意外とあっさりシーンを終わらせて次にすすめる役割をまっとうしました」と話した。

 

また、脚本を担当した角田さんに新キャラクター“おうじ”と“おつきのコ”の誕生秘話について聞くと「ゲストキャラは大事なので今回、別の立場の人をもう1人つけるのはどうだろうと提案しました。“とんかつ”と“えびふらいのしっぽ”は特に仲がいいので、そういうお互いを惹きたて合える新キャラクターにしました」と明かした。感動の声が多い本作を更に楽しむための注目ポイントを聞かれた井ノ原さんは「隠れキャラとか…?」と回答し、会場からも頷きが。それに対し角田さんも「今までのシリーズで出てきたキャラがゲストとして出ているんですよね。探しながら観るのもおもしろいかも」と二回目の楽しみ方を語った。続いて本上さんも「“くものたね”にじょうろで水をかけて揉むと雲が出るのが、自分でもやってみたいです。あと、“おつきのコ”がみずのしんでんに入っていくとね・・・!」とネタバレを気にしつつ推しポイントを語った。

 

 

最後に、角田さんから「沢山の方に観て頂いて嬉しい限りです。5作目ができるかは皆さんに懸かっているので、ぜひ何度も観ていただきたいです」と続編への期待を込めて挨拶し、本上さんからは「この映画を観たら、なんだか空を見上げたくなるんですよね。空の色が移り変わっていくのを見ていると綺麗だなあと思うし、空の王国があるのかなと思ったり…皆さんもワクワクすると思います。私たちとの生活ともリンクしているようなお話なので、楽しいけれど地球のことを考えるような時間も持つ作品です。ぜひご覧になられた後に大好きな人と語り合ってほしいです」と挨拶。井ノ原さんからは「この作品にまた参加できて嬉しいです。この先、家族を大事にしたい、友達ともっと過ごしたいとか、自分が困った時は助けてと言えるような、そんな皆さんであってほしいなと本作を観て思いました。それぞれ何か1つ、心の中に持って帰っていただけたらなと思います」と温かくコメントし、「(大阪には)美味しいお店がいっぱいあると思うので
帰りに寄って、みんなで大いに語り明かしてください!ありがとうございました」と挨拶をし、会場は大きな拍手に包まれた。これにて終了と思いきや、なんと本日のために冒険衣装に身を包んだ”ねこ”がゲストとして登場!会場からは黄色い歓声が響いた。”ねこ”が入口から登場する姿を見て、井ノ原さんは「大丈夫かな?」と心配しつつ、喜びの笑顔。本上さんは「うわあ可愛い!」と嬉しそうにコメント!ほんわかした暖かい雰囲気の中、会場からは拍手が起こり、舞台挨拶は幕を閉じた。

 

映画『映画 すみっコぐらし 空の王国とふたりのコ』は、全国の劇場で公開中。関西では、大阪・梅田の大阪ステーションシティシネマや心斎橋のイオンシネマシアタス心斎橋や難波のなんばパークスシネマ、京都・二条のTOHOシネマズ二条や三条のMOVIX京都や九条のT・ジョイ京都、兵庫・神戸のkino cinema 神戸国際等で公開中。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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