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人生半ばを迎えた男女の第二の青春を描く『やがて海になる』がテアトル梅田やアップリンク京都でも公開!

2025年11月11日

©ABILITY

 

島を出たことのない男性と、東京で映画監督として活躍する幼なじみの思いが交錯していく様子を、瀬戸内海の風景と共に映し出す『やがて海になる』が11月14日(金)よりテアトル梅田やアップリンク京都でも公開される。

 

映画『やがて海になる』は、『ある役者達の風景』の沖正人監督が、生まれ故郷の広島を舞台に、自身の人生を投影して描く人間ドラマ。広島県の西部、瀬戸内海の島嶼部に位置する江田島市の島で生まれ、島から出ることなく生きてきた修司。父親が家の畑で突然死したことに責任を感じている修司は、残された母と実家で暮らしながら、行き詰まった日々を送っている。ある日、テレビを見ていた修司は、東京で映画監督として活躍している幼なじみで親友の和也が、故郷の江田島を舞台に映画を撮ることを知る。その頃、かつて修司と和也が思いを寄せていた幸恵は、妻子ある男性と交際していた。3人のそれぞれの思いが交錯する中、島では和也の映画の撮影が始まる。

 

本作では、修司役を『国宝』『行きがけの空』の三浦貴大さん、和也役を「仮面ライダービルド」等で知られる武田航平さん、幸恵役を『窮鼠はチーズの夢を見る』の咲妃みゆさんがそれぞれ演じる。

 

©ABILITY

 

映画『やがて海になる』は、11月14日(金)より大阪・梅田のテアトル梅田や京都・烏丸御池のアップリンク京都で公開。

生まれ故郷の島を出たことがない若者と、島から上京した若者が故郷に恩返しをするような状況…別の島ではあるが、島出身者の小生としても理解できる要素が大いにある。島に残った者は、親の仕事を引き継ぐ方も存在し、その状況を受け入れた上で日々を営んでいるように感じる。とはいえ、都会への憧れは無きにしも非ずだろうか。逆に、島を出た者は、故郷に錦を飾るような思いで、何らかの思いを抱きアクションを起こす方もいることだろう。そんな風にしてそれぞれの秘めたる思いがある2人が再会し、映画監督と現場でのスチール担当になっていく。それぞれが抱える思いは異なっており、葛藤が伴い、時には衝突することもある。だが、共通した思いを秘めていることも紛れもない事実だ。それぞれの様々な思いが入り混じり合っていく中で、映画が出来上がっていくのだ。その描写は、現在と過去が行き来したファンタジックな表現もあり、翻って愛おしくもなってくる。相容れない2人だからこそ出来上がっていく映画のようにも感じられた。数多の様々な作品に出演してきた三浦貴大さんと武田航平さんによる共演だかこそ出来上がった味わい深い作品である。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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