リアム・ギャラガーがウェールズのロックフィールドスタジオへ向かう様子を追った『リアム・ギャラガー in ロックフィールド オアシス復活の序章』がいよいよ劇場公開!

©Sky UK Limited 2022
2024年の再結成、翌年のアイルランドツアー発表で往年のファンを狂喜させたオアシスのリアム・ギャラガーと息子たちが、2022年にアルバムレコーディングに向かう様子を追ったドキュメンタリー『リアム・ギャラガー in ロックフィールド オアシス復活の序章』が10月17日(金)より全国の劇場で公開される。
映画『リアム・ギャラガー in ロックフィールド オアシス復活の序章』は、イギリスのロックバンド、オアシスのフロントマンとして知られるリアム・ギャラガーが、ソロアルバムのレコーディングのため息子たちとともにウェールズのロックフィールド・スタジオを訪れる様子を追ったドキュメンタリー。1991年にソングライターの兄ノエルとボーカルの弟リアムのギャラガー兄弟を中心に結成され、1990年代を代表するロックバンドとして世界的人気を集めたオアシス。バンド解散後、表舞台から遠ざかった時期を経てソロシンガーとして復活したリアムは、アルバム「C’Mon You Know」制作のため、息子のジーンとレノンとともに、思い出深いロックフィールド・スタジオを訪れる。スタジオでは、同アルバムに収録された新曲やソロ時代の代表曲「Once」「The River」、オアシス時代の名曲「Supersonic」「D’You Know What I Mean?」など7曲のパフォーマンスを披露。さらにキャリアの浮き沈みや兄ノエルとの確執について振り返り、パブで息子たちとくつろぎながら、父親としての思いや人生、音楽、キャリア、後悔など多くを語る姿も収められている。
©Sky UK Limited 2022
映画『リアム・ギャラガー in ロックフィールド オアシス復活の序章』は、10月17日(金)より全国の劇場で公開。関西では、大阪・梅田のテアトル梅田や心斎橋のkino cinéma 心斎橋、京都・烏丸御池のアップリンク京都、神戸・三宮のkino cinéma神戸国際やシネ・リーブル神戸等で公開。

ソロでのネブワース公演を収録した『リアム・ギャラガー:ライブ・アット・ネブワース 2022』と同じ日に公開される本作。こちらは、ソロアルバムのレコーディングのために、リアムが息子たちとともに伝説の「ロックフィールド・スタジオ」を訪れる様子を追ったドキュメンタリーで、リアム一家の姿をほのぼのと楽しめるホームムービーのような温かさもある。実際、リアムの息子たちを見ながら「こんなに大きくなったのねぇ」と、まるで親戚のおばちゃんのような気分を味わってしまった(笑)。
さらに、リアムのスタジオパフォーマンスも収められており、その姿がとても真摯。昔を知る身としては「丸くなったなぁ」と思う一方で、若かりし日の“いつでもどこでも飲んで騒ぐリアム”ですら、音楽には本気で向き合っていたことを思い出させてくれる。本作では、オアシスのこと、ノエルのこと、そして人生についてもリアム自身が語っています。その言葉を聞いていると、タイトルにつけられた「オアシス復活の序章」というフレーズの意味が、なんとなくわかるような気がした。
from浦まさ

- キネ坊主
- 映画ライター
- 映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
- 現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
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