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クセの強い参列者たちによって結婚式がとんでもない方向へ転がっていく様子を描く『ウェディング・ハイ』がいよいよ劇場公開!

2022年3月8日

(c)2022「ウェディング・ハイ」製作委員会

 

敏腕ウェディングプランナーが、癖の強い参列者ばかりの結婚式で新郎新婦のために奔走する姿を描く『ウェディング・ハイ』が3月12日(土)より全国の劇場で公開される。

 

映画『ウェディング・ハイ』は、結婚式を舞台に描いた群像コメディ。お茶目だけど根は真面目な石川彰人と天真爛漫な新田遥のカップルは、敏腕ウェディングプランナーの中越真帆に支えられながら結婚式の準備を進め、ようやく式当日を迎える。新郎新婦の紹介VTRや主賓挨拶、乾杯の発声といった定番の演目に並々ならぬ情熱を注ぐ参列者たちだったが、熱すぎる思いが暴走し、式は思わぬ方向へと展開。新郎新婦からのSOSを受けた中越は、知恵と工夫で数々の難題に立ち向かうが、さらに遥の元恋人・裕也や謎の男・澤田も現れて…

 

本作は、『地獄の花園』『殺意の道程』等で脚本家としても才能を発揮するお笑い芸人バカリズムのオリジナル脚本。篠原涼子さんがウェディングプランナーの中越役で主演を務め、新郎の彰人を中村倫也さん、新婦の遥を関水渚さん、遥の元恋人である裕也を岩田剛典さん(EXILE/三代目 J SOUL BROTHERS)が演じる。監督は『勝手にふるえてろ』『私をくいとめて』の大九明子さんが務めた。

 

(c)2022「ウェディング・ハイ」製作委員会

 

映画『ウェディング・ハイ』は、3月12日(土)より全国の劇場で公開。

序盤の独白シーンから、バカリズム節をヒシヒシと感じられ、結婚式を控えたカップルが鑑賞すると、お互いの本音を曝け出されるようで、小っ恥ずかしくなりそうだ。何気なく普段から思っていることを、映画の登場人物に代弁されて改めて気づかされ、彼が関わる作品の持つ魅力のひとつだと云える。

 

『勝手にふるえてろ』の大九明子監督による女性への解釈も存分に活かされており、結婚式という晴れ舞台に、新郎新婦以外の脇役までもが主役級に押し上げられるエンタメ性は天晴!そして、本作の功労者を1人選ぶとするなら、間違いなく岩田剛典さんだ。花嫁を奪う、という単純明快な役回りかと高を括っていると、一癖も二癖もある役を見事に演じきっており、良い意味で今後のキャリアを心配してしまうほどの熱演だった。鑑賞後の”爽快感”を求めたい人には、間違いなくオススメの一作!

fromねむひら

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映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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