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女子大学生がワンダーランドに迷い込み、アリスと出会うことで物語が動き出していく『不思議の国でアリスと -Dive in Wonderland-』がいよいよ劇場公開!

2025年8月26日

©「不思議の国でアリスと」製作委員会

 

人生に迷う女子大学生が、迷いこんだ不思議の国でアリスと旅をする『不思議の国でアリスと -Dive in Wonderland-』が8月29日(金)より全国の劇場で公開される。

 

映画『不思議の国でアリスと -Dive in Wonderland-』…

失敗しないように空気を読み、周囲と同じようにしているはずなのになぜかうまくいかない大学生の安曇野りせ。人生に迷っていた彼女は、亡き祖母が遺した招待状に導かれ「不思議の国」に迷い込む。そこで出会った少女アリスと一緒に旅をすることになった彼女は、白ウサギや青虫、ハートの女王とトランプ兵、マッドハッターと三月ウサギ、ハンプティダンプティ、双子のトゥイードルダムとトゥイードルディー、チェシャ猫ら個性豊かな住人たちに次々と出会い、大騒動に巻き込まれていく。

 

本作では、世界中で読み継がれてきたルイス・キャロルの名作小説「不思議の国のアリス」を、日本で初めて劇場アニメーション化。『すずめの戸締まり』の原菜乃華さんが主人公りせ、実写映画『はたらく細胞』のマイカ・ピュさんがアリスの声を演じ、松岡茉優さん、山本耕史さん、八嶋智人さん、間宮祥太朗さん、戸田恵子さんらが声の出演。『色づく世界の明日から』『白い砂のアクアトープ』の篠原俊哉さんが監督を務め、『薬屋のひとりごと』の柿原優子さんが脚本、『劇場版プロジェクトセカイ 壊れたセカイと歌えないミク』等のP.A.WORKSがアニメーション制作を担当した。

 

©「不思議の国でアリスと」製作委員会

 

映画『不思議の国でアリスと -Dive in Wonderland-』は、8月29日(金)より全国の劇場で公開。関西では、大阪・梅田の大阪ステーションシティシネマや難波のなんばパークスシネマ、京都・二条のTOHOシネマズ二条や三条のMOVIX京都や九条のT・ジョイ京都、神戸・三宮の kino cinema 神戸国際等で公開。

本作は、「不思議の国のアリス」の劇場アニメーション化…ではあるけれども、アリスが主人公ではない。あくまで”不思議の国でアリスと”といったように助詞が異なっており、オリジナル作品である。主人公は、これからの人生について迷っている女子大生だ。亡き祖母が遺した招待状に導かれ、”不思議の国”に自ら迷い込んでいくのだから、おもしろい。現実に戻ってくることができるのは明らかであり、自ら飛び込んでいくことになるので、主人公がどのように成長していくか、がポイントである。”アリスと”不思議の世界を謳歌することは、危険が伴ってしまうけれども、ワクワクせずにはいられない。幼い頃に読んだ「不思議の国のアリス」の世界に飛び込み、この世界のことを知っているアリスの傍らに主人公が存在し、かつてのアリスが困ってしまったことを疑似体験できる”不思議の国”…実におもしろい世界観である。夏休みに体験できるような非日常な体験を通じて、主人公が迷っていた人生の未来に一つの光を射すことが出来たならば、どれほど素晴らしい”アトラクション”であろうか。”あたりまえ”がない世界に飛び込んでみて楽しんだ先に、新たな価値観を見出すことができたら、未来は変わってくるかもしれない。そんな、他にはない「不思議の国のアリス」を教えてくれる”不思議”な映画だ。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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