映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』を追体験できる初の展示イベント「鬼太郎誕生ゲゲゲの謎~追憶展~」が心斎橋PARCOで開催中!
©映画「鬼太郎誕生ゲゲゲの謎」製作委員会
2023年に公開された『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』の327カットをリテイク、音も再ダビングし、当初想定していた恐怖演出を復活させた“真生版”で上映する『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 真生版』が全国の劇場で公開中。11月22日(金)からは大阪・心斎橋の心斎橋PARCOで映画を追体験できる初の展示イベント「鬼太郎誕生ゲゲゲの謎~追憶展~」が開催される。
映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 真生版』は、水木しげるさん原作による国民的アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」シリーズの前日譚となる鬼太郎の父達の物語を描いて大ヒットを記録した長編アニメーション映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』の映像と音をクオリティアップさせた、新たなバージョン。327カットのリテイクに加えて、音も再ダビングを敢行。リテイクカットの中には絵コンテで当初想定されていた恐怖演出を復活させたものも含まれ、レーティングもR15+指定になった(オリジナル版はPG12)。古賀豪監督をはじめとする制作陣が本来思い描いていた恐怖の物語を劇場公開する。
昭和31年、日本の政財界を裏で牛耳る龍賀一族が支配する哭倉村。帝国血液銀行に勤める水木は、龍賀一族の当主である時貞の死の弔いを建前に、ある密命を背負って村を訪れる。一方、後に鬼太郎の父となる男は、行方不明になった妻を捜すため村へやって来る。時貞の跡継ぎを巡って醜い争いが繰り広げられるなか、神社で一族の者が惨殺される事件が発生。それは、恐ろしい怪奇の連鎖の始まりだった。
本イベントは、映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』の世界観に入り込み、キャラクターや美術設定など制作の裏側も楽しめる、映画関連イベントとして初の没入型展示イベントだ。なお、音声ガイド付きチケットも用意されており、会場限定のスペシャルな「鬼太郎の父」(声:関俊彦さん)と「水木」(声:木内秀信さん)の音声で展示をご案内。当日会場受付にて、全2種のうちから1つを選ぶことができる。スマートフォンとイヤホンまたはヘッドホンを持参のうえ、受付にて指定QR コードを読み込んで、音声ガイドが利用可能だ。音声ガイドの内容については、会場に入ってからのお楽しみ。なお、「鬼太郎の父」と「水木」の2人の音声を楽しみたい場合、リピーター参加となる。
©映画「鬼太郎誕生ゲゲゲの謎」製作委員会
各展示では、ストーリーを辿りながら、キャラクター達になりきって写真が撮れる複数のフォトスポットや、美術の再現展示など盛り沢山な内容である。その中には、鬼太郎の父と一緒に座敷牢の中に入ったり、龍賀時貞の写真が収められた額縁が飾られている応接間のセットには、”推しぬい”を置いたりしながら撮影したりすることも可能だ。
©映画「鬼太郎誕生ゲゲゲの謎」製作委員会
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また、各展示の鑑賞を進めていく中で、ブラックライトが設置されているエリアも用意されている。展示の中にある特定のエリアにブラックライトをかざしてみると、隠されたキャラクターが浮かび上がる仕組みだ。隅から隅までブラックライトをかざしてみながら、多くのキャラクターを発見してみよう。
©映画「鬼太郎誕生ゲゲゲの謎」製作委員会
そして、本作に登場する妖怪に関する展示も豊富だ。各キャラクターの設定資料や作品が醸し出す雰囲気を再現させたセットも展示されており、巡回している本展覧会の中で、心斎橋PARCOより「狂骨」の展示も始まった。
©映画「鬼太郎誕生ゲゲゲの謎」製作委員会
©映画「鬼太郎誕生ゲゲゲの謎」製作委員会
様々な展示を鑑賞しながら楽しんだ最後には、イベント記念グッズの販売エリアも用意されている。キャラクターデザインを担当した谷田部透湖さんによる描き下ろしイベントビジュアルを使用したデザインを中心に、多数のグッズを取り揃えており、大いに迷ってしまうエリアだ。なお、お1人様1入場1会計までであり、1商品につき3点まで(ランダム商品は種類数×1点まで)購入であることに気をつけておきたい。
©映画「鬼太郎誕生ゲゲゲの謎」製作委員会
「鬼太郎誕生ゲゲゲの謎~追憶展~」は、大阪・心斎橋の心斎橋PARCO 14 階PARCO GALLERY GALLERY(大阪府大阪市中央区心斎橋筋1 丁目8 33)で、11月22日(金)から12月8日(日)(10:00~20:00、最終入場は閉場の30分前 最終日は18時閉場)にて開催。入場料は、一般1,500円(税込)、音声ガイド付きで2,000円(税込)となっている。映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 真生版』は全国の劇場で公開中。
- キネ坊主
- 映画ライター
- 映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
- 現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
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