日向坂46の4期生が全員出演、修学旅行で東京の“ゼンブ”を楽しむ『ゼンブ・オブ・トーキョー』がいよいよ劇場公開!
©2024 映画「ゼンブ・オブ・トーキョー」製作委員会
高校生活の一大イベントである修学旅行で、東京のすべてを楽しもうと計画を立てた班長と、東京行きに対し異なる思いを胸に秘めた班のメンバーを描く『ゼンブ・オブ・トーキョー』が10月25日(金)より全国の劇場で公開される。
映画『ゼンブ・オブ・トーキョー』は、修学旅行で東京にやってきた11人の個性的な女子高生たちが、東京の全部を楽しむため大都会を駆け巡る姿を描く青春群像劇。修学旅行で東京を訪れた高校生の池園は、東京の名所を巡る完璧なスケジュールを組み立て、班長として同じ班のメンバーたちと行動を共にするはずだった。しかし、待ちに待った自由行動の日、なぜか班の全員がバラバラになってしまい、気が付くと池園はひとり東京スカイツリーの下にいた。なんとか計画をやり遂げようと東京観光に乗り出した池園だったが、そんな彼女の思いとは裏腹に、班のメンバーたちはそれぞれの思惑を抱いて東京に来ていたのだった。
本作では、人気アイドルグループの日向坂46の4期生メンバー全員が出演する。『私の男』『#マンホール』等で知られる名匠の熊切和嘉監督がメガホンをとった。日向坂46のシングル「君はハニーデュー」でセンターを務めた正源司陽子さんが主人公の池園役で主演を務め、日向坂46の4期生11人が全員出演。脚本は『HiGH&LOW THE MOVIE』シリーズの福田晶平さんと映画『おそ松さん』の土屋亮一さんが担当し、企画段階から11人全員に直接インタビューを行い、それぞれの学生時代の思い出やアイドルになる前のエピソード、東京への思いなどを聞き取り、それをもとに11人のリアルな物語が盛り込まれたオリジナル脚本を作り上げた。
©2024 映画「ゼンブ・オブ・トーキョー」製作委員会
映画『ゼンブ・オブ・トーキョー』は、10月25日(金)より全国の劇場で公開。関西では、大阪・梅田のTOHOシネマズ梅田や難波のTOHOシネマズなんば、京都・二条のTOHOシネマズ二条や三条のMOVIX京都や九条のT・ジョイ京都、兵庫・神戸のOSシネマズ神戸ハーバーランド等で公開。
どちらかといえばクセの強い作品を手掛けてきた熊切和嘉監督がアイドルを中心とした青春群像劇を撮る!?あまりにも突拍子がなく、翻ってクセの強さを感じずにはいられない。そもそもは、『#マンホール』で、 Hey! Say! JUMP の中島裕翔さんと仕事をして、アイドルに対する意識が変わったのだとか。演技に対するストイックな取り組み方や姿勢に感心し、別のアイドルとの仕事も願っていたそうで。映画監督も変化していくようです。そして、本作で描くのは、否かの高校から修学旅行で東京にやってきた11人の個性的な女子高生達。憧れの東京にやって来て、行きたいところは全部巡りたい班長がいれば、それぞれが成し遂げたいことがあり、単独行動に走ってしまう。それって班の意味がある!?な状況に陥るしかない。されど、班長は東京の全部を満喫すべく、結局は単独行動をすることに。夢を追いかける者がいれば、ココでしか手に入らないモノをゲットするべく奔走する者もいる。自らの想いを打ち明けられず、右往左往してしまう者もいた。それら全てを受けとめられるのが東京だと云えようか。そんな皆のバラバラな想いが掛け違っていくことで、最終的に彼女達はどのようにして帰路に至るのか、皆の変化にも注目していってほしい。東京を知っている人も憧れている人も、東京が持つ様々な魅力を体感できる作品となっている。
- キネ坊主
- 映画ライター
- 映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
- 現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
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