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廃部寸前の弱小チームである新任コーチと6人の選手が全国大会を目指す『リバウンド』がいよいよ劇場公開!

2024年4月23日

©2023 NEXON Korea Corporation, B.A. ENTERTAINMENT, WALKHOUSECOMPANY ALL RIGHTS RESERVED

 

廃部寸前のバスケットボール部が、新任コーチと韓国全国大会を目指した実話を映画化した青春ドラマ『リバウンド』が4月26日(金)より全国の劇場で公開される。

 

映画『リバウンド』は、廃部寸前の高校バスケットボール部の新任コーチがわずか6人の選手とともに全国大会を目指す姿を、2012年に韓国を熱狂させた実話を基に映画化した青春スポーツドラマ。元バスケットボール選手の公益勤務要員カン・ヤンヒョンは、釜山中央高校バスケットボール部のコーチに就任する。しかし全国大会初戦の対戦相手は高校バスケットボール最強の龍山高校で、チームワークが乱れた中央高は惨敗してしまう。学校はバスケットボール部の廃部を議論するが、ヤンヒョンは再び選手たちを集め、たった6人の部員たちとともに全国大会を目指す。[配給:KADOKAWA 、KADOKAWA K プラス]

 

本作では、『シークレット・ジョブ』のアン・ジェホンが10キロ増量してコーチ役を熱演し、部員役にはドラマ「愛の不時着」のイ・シニョン、アイドルグループ2AMのチョン・ジヌンらフレッシュな顔ぶれが集結。『記憶の夜』のチャン・ハンジュンが監督を務め、『工作 黒金星と呼ばれた男』のクォン・ソンフィとドラマ「シグナル」のキム・ウニが脚本を担当した。

 

 

©2023 NEXON Korea Corporation, B.A. ENTERTAINMENT, WALKHOUSECOMPANY ALL RIGHTS RESERVED

 

映画『リバウンド』は、4月26日(金)より全国の劇場で公開。関西では、大阪・難波のなんばパークスシネマ、京都・三条のMOVIX京都、神戸・三宮のkino cinema 神戸国際等で公開。

数年前までは、バスケットボールを題材にした映画はヒットしない、と言われていた時代もあった。だが、そんな風潮も変化しており、実写映画でも、観る者を熱くさせ感動させる映画が登場だ。本作では、かつては名門だったが弱小チームへと転落し、廃部の危機に陥っていた高校のバスケットボール部が起こした奇跡のような実話を映画化。漫画や映画みたいな出来事が本当に起きていたことに驚かされるばかり。こんなドラマチックな出来事は映画化したい思いは納得せざるを得ない。韓国の徴兵制度による代替服務の一種で、徴兵検査で補充役に処分を受けた者が対象となる公益勤務要員として学校に勤務していた者が、嘗て優勝の栄光に輝き、指導経験は無くともコーチに就任し、どうにか最低人数の部員を確保し、大会に挑んでいく。しかも、1人も欠かすことは出来ないのに、怪我による欠員によって限界ギリギリの状態で試合に臨んでいく姿に応援せずにはいられない。実戦経験がないメンバーだったとしても積み重ねた練習の成果は大きく、相手チームの思惑を逆手に取り、奇跡のような勝利を掴んでいく。最終的には限界を超えたボロボロの状態になったとしても果敢に勝負を挑んだ姿に国中が感動したことは納得だ。そして、彼等各々の人生が続いていることがタイトルにも表れていることを記しておきたい。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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