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音が鳴ると現れる“何か”の恐怖に直面する『サウンド・オブ・サイレンス』がいよいよ劇場公開!

2024年1月23日

©2022 T3 Directors SRL

 

何かが周囲を徘徊する家で一夜を過ごす恐怖を描く『サウンド・オブ・サイレンス』が1月26日(金)より全国の劇場で公開される。

 

映画『サウンド・オブ・サイレンス』は、音が鳴ったら現れる「何か」が巻き起こす恐怖を描いたイタリア製ホラー。ニューヨークで暮らすエマは歌手を目指しているが、オーディションに落ち続け自信を失っていた。そんな中、父が入院したとの報せを受けた彼女は、恋人セバと一緒に故郷イタリアへ向かう。父は面会謝絶となっており、母に理由を聞くと、急に暴れ出した父から殺されそうになったという。その夜、実家に泊まることになったエマは、ガラクタ修理が趣味の父の隠し部屋で古いラジオを見つける。すると突然ラジオから音楽が流れ出し、エマが不審に思いながらスイッチを切ると、その瞬間「何か」の気配を感じ…

 

本作は、イタリアを拠点に数々の短編ホラー映画を制作してきたアレッサンドロ・アントナチ、ダニエル・ラスカー、ステファノ・マンダラによる気鋭の監督ユニット「T3」がメガホンをとり、2020年にアメリカのスクリームフェスト・ホラー映画祭で好評を得た彼ら自身による短編を英語長編映画化した。

 

©2022 T3 Directors SRL

 

映画『サウンド・オブ・サイレンス』は、1月26日(金)より全国の劇場で公開。関西では、1月26日(金)より、大阪・枚方のユナイテッド・シネマ枚方や岸和田のユナイテッド・シネマ岸和田や茨木のイオンシネマ茨木、奈良・橿原のユナイテッド・シネマ橿原、和歌山のイオンシネマ和歌山、2月2日(金)より大阪・梅田のシネ・リーブル梅田や京都・烏丸御池のアップリンク京都や神戸・三宮のシネ・リーブル神戸で公開。

音が鳴ったら現れる「何か」が巻き起こす恐怖を描くホラー…と聞くと、明かりがついたら襲われる『ライト/オフ』の音声版!?と印象が予告編を観た時にはあった。いや、冷静に考えれば、シリーズ作品になりつつある『クワイエット・プレイス』のようなシチュエーションだが、クリーチャーが登場するような雰囲気はない。音が鳴ってしまったら、とんでもない人間が襲ってくる『ドント・ブリーズ』のようでもある。だが、本作は、イタリア製のホラーである。1970,1980年代以降のホラー・レジェンドがいるイタリアから、3人からなる監督ユニット「T3」が独自の視点で作り出していた。イタリアのホラー映画をベースとしながらも、アメリカや日本のホラー映画で描かれるようなストーリーテリングの手法も採用しており、なるほど!な出来栄えである。定番のジャンプスケアもしっかりと演出しており、劇場で鑑賞した方が存分に楽しめるだろう。まだまだ続々と「T3」としての長編作品を仕掛けようとする気配が感じられ、今後の展開を楽しみにしておきたい。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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