若きムーミンパパの大冒険を通して、仲間との出会いと友情を描く『ムーミンパパの思い出』がいよいよ劇場公開!
©Filmkompaniet / Animoon Moomin Characters TM
若き日のムーミンパパが発明家や収集家と出会い、仲間の助けで大冒険していく中で、さまざまな交流を重ねていく『ムーミンパパの思い出』が12月29日(金)より全国の劇場で公開される。
映画『ムーミンパパの思い出』は、ムーミンパパの若き日の冒険、個性的な仲間たちとの出会いや友情、ムーミンママとのなれそめ等が描かれる。ある日、ムーミントロールはベッドでムーミンパパの若い頃の冒険話を聞くことになる。みなしごホームで育った若いムーミンパパは、ある時、思い立ってホームを抜け出して冒険に出る。発明家のフレドリクソン、ガラクタばかり集めていつもあたふたしているロッドユール(スニフの父親)と出会い、意気投合したムーミンパパは、彼らとともに「海のオーケストラ号」と名付けられた船に乗り込む。船内に忍び込んでいた気ままなヨクサル(スナフキンの父親)も仲間に加わり、ムーミンパパたちは大航海へと出発する。
本作は、フィランドの作家トーベ・ヤンソンが生み出し、日本をはじめ世界で広く愛されるキャラクター「ムーミン」の長編パペットアニメーション。原作小説シリーズの「ムーミンパパの思い出」を基にしている。本国フィンランド製作のアニメで、劇場公開される日本語吹き替え版のキャストには高山みなみさん、大塚明夫さん、谷育子さん、かないみかさん、中尾隆聖さん、子安武人さん、佐久間レイさんといった日本の平成版アニメ「楽しいムーミン一家」のレギュラー陣が集った。
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映画『ムーミンパパの思い出』は、12月29日(金)より全国の劇場で公開。関西では、大阪・梅田のT・ジョイ梅田や難波のなんばパークスシネマ、京都・九条のT・ジョイ京都、兵庫・尼崎のMOVIXあまがさき等で公開。
日本でも多くの作品が劇場公開されてきたムーミン・シリーズ。今回は、パペットを用いたストップモーション・アニメーション作品。ベットで休んでいるムーミントロールがムーミンパパの若い頃の冒険話を聞く前日譚作品。若きムーミンパパが冒険の旅に出かけ、発明家のフレドリクソンと甥のロッドユール、スナフキンの父親であるヨクサル、ミムラの娘、リトルミィと出会っていく。まさに、「ムーミン」の始まりを告げる作品。パペットを用いることだけでも、冒険の醍醐味が十分に伝わってくると共に、仲間になった皆への感謝することが大事で、未来に繋がっていることを伝えてくれる。そんな物語が今回は日本語吹き替え版で公開されるが、日本のアニメーションでは馴染みの声が聞こえてくることで、より一層に親近感をもって作品の世界に浸ることが出来た。この年末年始を家族揃って映画館で楽しめる一作である。
- キネ坊主
- 映画ライター
- 映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
- 現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
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