マリオが不思議な世界に迷い込み、ルイージを見つけ出すため冒険を繰り広げる『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』がいよいよ劇場公開!
©2022 Nintendo and Universal Studios
ピーチ姫たちと共に、囚われた弟を助けようとするマリオの冒険が描かれる『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』が4月28日(金)より全国の劇場で公開される。
映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』…
ニューヨークで配管工を営む双子の兄弟マリオとルイージが、謎の土管を通じて魔法に満ちた世界に迷い込む。はなればなれになってしまった兄弟は、絆の力で世界の危機に立ち向かう。マリオとルイージに加え、ピーチ姫、クッパ、キノピオ、ドンキーコング、ヨッシーなど原作ゲームシリーズでおなじみのキャラクターが多数登場する。
本作では、世界的人気の任天堂のアクションゲーム「スーパーマリオ」シリーズを、『怪盗グルー』『ミニオンズ』『SING シング』シリーズなどのヒット作を手がけるイルミネーション・スタジオと任天堂が共同でアニメーション映画化。イルミネーション創業者で『怪盗グルー』シリーズなどを送り出してきたプロデューサーのクリス・メレダンドリと、マリオの生みの親でもある任天堂の宮本茂さんが製作に名を連ねる。監督は『ティーン・タイタンズGO! トゥ・ザ・ムービー』でタッグを組んだアーロン・ホーバスとマイケル・ジェレニック、脚本は『ミニオンズ フィーバー』のマシュー・フォーゲル。オリジナル版の声の出演には、マリオにクリス・プラット、ピーチ姫にアニヤ・テイラー=ジョイ、ルイージにチャーリー・デイ、クッパにジャック・ブラックら。日本語版ではマリオを宮野真守さん、ピーチ姫を志田有彩さん、ルイージを畠中祐さん、クッパを三宅健太さん、キノピオを関智一さんが務める。
©2022 Nintendo and Universal Studios
映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』は、4月28日(金)より全国の劇場で公開。関西では、大阪・梅田のTOHOシネマズ梅田や大阪ステーションシティシネマやT・ジョイ梅田、難波のTOHOシネマズなんばやなんばパークスシネマ、京都・二条のTOHOシネマズ二条や三条のMOVIX京都や七条のT・ジョイ京都、兵庫・西宮のTOHOシネマズ西宮OSや神戸・三宮のOSシネマズミント神戸等で公開。
日本が誇るマリオの映画化。任天堂の大ファンにとって、キャストや制作スタジオも豪華な本作を期待せずにはいられなかった。何よりも注目してほしいのは、劇伴である。手がけたのは『アイアンマン3』などで印象的な音楽を作りあげたブライアン・タイラー。往年のマリオブラザーズで使用されている馴染みあるBGMを、オーケストラアレンジしたような華やかさ溢れる曲にアップデートし、映画を彩ってくれる。
「スーパーマリオブラザーズ」なので、ファミリー層など大衆向けに舵を切るのかと予想していたが、「マリオカート」や「マリオワールド」シリーズなどコアなネタの連続に、ファンなら思わず心の中でガッツポーズしてしまうこと間違いなし。一歩間違えれば、暴力的な描写と受け止められかねないアクションシーンも、制作側の許容範囲と見事にマッチしており、他のスタジオでは到底なしえなかったであろうレベルに仕上がっている。今年の映画業界のゴールデンウィーク商戦は、間違いなくマリオの一本勝ちだ!
fromねむひら
- キネ坊主
- 映画ライター
- 映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
- 現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
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