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家族を殺された老人が60年越しの壮絶な復讐を実行する『リメンバー(原題)』が第18回大阪アジアン映画祭の特別招待作品部門で日本初上映された。

2023年3月17日

©2022 ACEMAKER MOVIEWORKS & MOONLIGHT FILM A LL RIGHTS RESERVED.

 

家族を殺された老人が60年越しの壮絶な復讐を実行する本格派エンターテイメント作品『リメンバー(原題)』が第18回大阪アジアン映画祭の特別招待作品部門で日本初上映された。

 

映画『リメンバー(原題)』…

脳腫瘍末期、アルツハイマー病を発症した80代のピルチュは、植民地時代に親日派の手によって家族を全員失っていた。長年連れ添った妻がこの世を去り、ピルチュは60年間計画していた復讐を実行しようとする。ピルチュはバイト先で知り合った20代のインギュに1週間だけ車の運転をしてくれと頼む。渋々引き受けたインギュは、ピルチュと訪れた病院で起きた殺人事件の容疑者となってしまうが…

 

本作は、『華麗なるリベンジ』のイ・イルヒョン監督による、アトム・エゴヤン監督作『手紙は憶えている』の韓国版リメイク。韓国での公開初日に47,431名の観客を動員しボックスオフィス1位を記録している。

 

©2022 ACEMAKER MOVIEWORKS & MOONLIGHT FILM A LL RIGHTS RESERVED.

 

映画『リメンバー(原題)』は、2023年公開予定。

驚愕の結末を迎える『手紙は憶えている』を韓国版リメイク、と聞くと気になって仕方ない。実際に鑑賞してみると、ポイント毎にかさねているところはあるが、ほぼオリジナル作品といっても差し支えない作品になっていた。本作では、日本による植民地時代だった朝鮮での悲惨過ぎる出来事について、親日派として振舞った相手に対して復讐していくストーリー。主人公のピルチュは60年間もかけて入念に準備した計画を敢行しているので、仕込みが凄まじい。翻って、凄まじ過ぎて、観客は何かを疑ってしまうレベルにまで達してしまう。『手紙は憶えている』を観ている方にとっては、中盤辺りで、これはひょっとすると…と思うようなストーリー展開を予想してしまいそうだが、それはそっと胸に秘めておいてほしい。コミカルな役からシリアスな役まで様々な役をこなすイ・ソンミンが80代のピルチュを演じており、十分に惹き込まれてしまう。現代の日韓関係が抱えている問題をしっかりと盛り込んでおり、日本国内で劇場ロードショー公開されるのか気がかりではあるが、その時を十分に待ち望んでおきたい。

 

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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