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天才的な発想!転スラを広げたい、という想いを感じてスゴイ!『劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編』岡咲美保さんと杉本紳朗プロデューサーを迎え舞台挨拶開催!

2022年11月28日

異世界でスライムに転生した主人公がスキルを磨き、仲間を増やしていく冒険劇を描く『劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編』が全国の劇場で公開中。11月27日(日)には大阪・梅田の大阪ステーションシティシネマに、リムル=テンペスト役の岡咲美保さんと杉本紳朗プロデューサーを迎え、舞台挨拶が開催された。

 

映画『劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編』は、小説投稿サイト「小説家になろう」発の人気ライトノベルを原作とする異世界ファンタジーアニメ「転生したらスライムだった件」の劇場版。原作者・伏瀬が自ら原案を務めたオリジナルストーリーが展開する。平凡なサラリーマンからスライムに異世界転生して魔物たちの国・魔国連邦(テンペスト)を築き上げ、仲間を救うため魔王のひとりにまで上り詰めたリムル=テンペスト。魔国連邦の西に位置するラージャ小亜国では、女王の持つ不思議な力を巡る陰謀が渦巻いていた。ある日リムルたちの前に、大鬼族(オーガ)の生き残りであるヒイロが現れる。ベニマルたちの兄貴分だったというヒイロとの再会をきっかけに、彼らは新たな戦いへと身を投じていく。[配給:バンダイナムコワークス]

©川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会

 

上映後、声優活動のみならずアーティスト活動など幅広く活躍している若手声優で、本作の主人公リムル役を唯一無二の声で演じる岡咲美保さんと、”杉P”でお馴染みの、アニメ『転スラ』のプロデューサー杉本紳朗が、約200人の転スラファンに迎えられ、ステージに登壇。「ようこそ、大阪に!」と迎えられた岡咲さんは、大阪に『転スラ』のイベントで来るのは約4年ぶり2度目、上映後の舞台挨拶の登壇となり「色々話せる!!」と喜んだ。プロデューサーの杉本さんは前回、『転スラ』で大阪での舞台挨拶に来た時に「話してはいけない事を話してしまって怒られる」と気が気でなかったが「大阪の皆さんが誰も話さなかったので、怒られずに済んだ」という話を披露。岡山県出身の岡咲さんは大阪には小旅行感覚でよく遊びに来おり「USJや大阪城などの観光スポットは馴染みがある地域」だと伝え、舞台挨拶登壇前に大阪ならでは大量のたこ焼きの差入れがあり、「美味しかった!」とSNSにもアップしたことを明かした。杉本プロデューサーは「たこ焼き??」と首をかしげ、岡咲さんと楽屋が違った為「たこ焼きではなく・・・代わりに大量の栄養ドリンクの差入れがあった」とを明かす。それを聞いた岡咲は「働きなさい!という事ですね」と和やかにトークがスタートした。

 

昨日は福岡、今朝は岡山で舞台挨拶やイベントを終え、岡咲さんは「大阪のお客さんは優しい目をしているので今日も大丈夫かな!」とホッとした表情で、映画の反応を問いかけると会場からは盛大な拍手が起こる。映画の感想を改めて聞かれ「25日公開とずっと言い続けてきたけど、アッという間に時がきて、今は観ていただきたいという期待と面白いと思ってもらえるかなという不安、そしてリムル役としての責任感があったが、SNSには”何度も観たい!”等の声が届いていて嬉しいし、誇らしいです!」と主役ならではのコメント。杉本プロデューサーは「長かったー!」と振り返り「胃が無くなるかと思うほどのプレッシャーと不安がずっとありましたが、公開して皆さんの顔を見てホッとしました。」と吐露。“映画化”の話を初めて聞いた時の印象を聞かれた岡咲さんは「嬉しかったです!でもどういう話になるのか良い意味で分からず、原作が続いている中、アニメの続きを描くのか?と思っていたら、まさかのオリジナルストーリーでヒイロというキャラクターがオーガの生き残りという設定も、天才的な発想!転スラを広げたいという想いを感じてスゴイ!」と絶賛した。また、杉本プロデューサーは「本筋はテレビシリーズで、劇場版はお祭りの一つとして、という無理なオーダーに応えてオリジナルストーリーの原案を書き上げた原作の伏瀬先生に感謝ですね」と伝えていく。本作のテーマである“絆”にちなみ、『転スラ』を作り上げた二人の絆について、岡咲さんは「何度も聞かれている質問ですね…」と顔を見合わせ、杉本プロデューサーは「新人の頃から付き合いがある岡咲さんがCDデビューした初回盤を買ってずっと応援しているけど、ライブには呼ばれなかった・・」とまさかのクレーム。岡咲さんは「その節は大変申し訳ございませんでした!!」と慌てて謝罪。現在の関係を鑑み「ステキな絆で結ばれていますね」とフォローし、会場は笑いに包まれた。

 

劇場版ならではの、もう一度見たくなるポイントについて、岡咲さんは「テンペストにヒイロがやって来たシーンでアドリブを入れる部分が、けっこう長尺でどうしよう…と思ったが、最終的には『アハハ、、』という笑い声のアドリブで対応した!」と明かす。杉本プロデューサーから「実はそのアドリブ部分はけっこうカットしている」という告白を受けたが、岡咲さんは試写でその笑い声を確認したことを告げ「少しは残した」と杉本は笑っていた。最後に、杉本プロデューサーは「『転スラ』を全てアニメ化することを目標として動いていて、この初めての劇場版の大ヒットが、そのステップの一つとなるので、ぜひ応援よろしくお願いします!」と伝え、岡咲さんは「ラストスパートとして皆さんと一緒に細かい内容まで盛り上がれて、良い舞台挨拶になった。アニメの3期の決定や劇場版の成功を」と願いながら、来場者に感謝の言葉を伝えて、舞台挨拶は締め括られた。

 

映画『劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編』は、全国ロードショー公開中!

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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