太平洋の孤島にある予約の取れない高級レストランが舞台のサスペンス『ザ・メニュー』がいよいよ劇場公開!
(C)2022 20th Century Studios. All rights reserved.
孤島のなかなか予約の取れないレストランを舞台に、ミステリアスなシェフが秘密の“サプライズを添えた料理を振舞う『ザ・メニュー』が11月18日(金)より全国の劇場で公開される。
映画『ザ・メニュー』は、孤島にある高級レストランに隠された秘密が明らかになっていく様を描いたサスペンス。有名シェフのジュリアン・スローヴィクが極上の料理をふるまい、なかなか予約が取れないことで知られる孤島のレストランにやってきたカップルのマーゴとタイラー。目にも舌にも麗しい料理の数々にタイラーは感動しきりだったが、マーゴはふとしたことから違和感を覚え、それをきっかけに次第にレストランは不穏な空気に包まれていく。レストランのメニューのひとつひとつには想定外のサプライズが添えられていたが、その裏に隠された秘密や、ミステリアスなスローヴィクの正体が徐々に明らかになっていく。
本作では、HBOのドラマシリーズ「メディア王 華麗なる一族」で注目されたマーク・マイロッド監督がメガホンをとり、『マネー・ショート 華麗なる大逆転』『ドント・ルック・アップ』のアダム・マッケイがプロデューサーを務めている。『クイーンズ・ギャンビット』『ラストナイト・イン・ソーホー』のアニヤ・テイラー=ジョイと、『マッド・マックス 怒りのデスロード』『女王陛下のお気に入り』のニコラス・ホルトがカップルを演じ、謎に包まれた名シェフのスローヴィクを、『グランド・ブダペスト・ホテル』『キングスマン ファースト・エージェント』のレイフ・ファインズが演じた。
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映画『ザ・メニュー』は、11月18日(金)より全国の劇場で公開。関西では、大阪・梅田のTOHOシネマズ梅田、心斎橋のイオンシネマシアタス心斎橋、難波のTOHOシネマズなんばやなんばパークスシネマ、京都・二条のTOHOシネマズ二条や三条のMOVIX京都、兵庫・西宮のTOHOシネマズ西宮OSや神戸・三宮のOSシネマズミント神戸等で公開。
今回、ディズニーより、『ザ・メニュー』の試写会に招待頂きました。有名シェフが極上の料理をふるまい、なかなか予約が取れないことで知られる孤島のレストラン…と聞くと縁遠い世界の話かな、と思って観ていたら、どことなく不穏な音楽と作品が醸し出す独特の空気感に惹き込まれていく本作。目の前で繰り広げられていくコック達の統制が取れ過ぎている厨房の雰囲気には、どことなく異常さを感じてしまう。それらを取り仕切っているのは、レイフ・ファインズ演じる名シェフのスローヴィク。彼がダークサイドを秘めた人物を演じるならば、おかしなことが起きないはずがない。彼を恐れることなく対峙するのは、アニヤ・テイラー=ジョイ演じるマーゴ。彼女は参加が予定されていなかった招かれざる客だった。予定不調和となる客であり、スローヴィクはマーゴを追い込んでいく。だが、スローヴィクが晩餐を企てた意図が明らかになった時、マーゴがとった意外な行動には驚かされてしまう。最後まで観終えた時、一昨年に日本でも流行った或るスリラー映画を思い出してしまった。さぁ、あなたは、こんな高級レストランを偶然にも見つけたら意を決して訪れてみますか??
- キネ坊主
- 映画ライター
- 映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
- 現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
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