元夫婦が娘の結婚阻止を画策し奮闘する姿を描く『チケット・トゥ・パラダイス』がいよいよ劇場公開！

2022年10月31日

バリ島を舞台に、形だけの家族を続けてきた夫婦が、スピード婚をしようとする娘を阻止するという共通の目的のために奮闘する姿を描く『チケット・トゥ・パラダイス』が１１月３日（木）より全国の劇場で公開される。

映画『チケット・トゥ・パラダイス』は、娘のスピード婚を止めようと奮闘する元夫婦を演じたロマンティックコメディ。元夫婦のデヴィッドとジョージアは２０年前に離婚して以来、必要に迫られて会うことがあっても、いつもいがみ合ってばかりいた。そんな２人の愛娘リリーがロースクールを卒業し、旅行でバリ島へ向かい、数日後に「現地の彼と結婚する」という連絡が入る。弁護士になる夢を捨てて会ったばかりの男と結婚するなどあってはならないと、自分たちと同じ過ちを繰り返してほしくないデヴィッドとジョージアは、現地へ赴き、娘の結婚阻止に向けて協力することになる。

本作は、「オーシャンズ」シリーズで夫婦役を演じたジョージ・クルーニーとジュリア・ロバーツが再共演。監督は『マンマ・ミーア！ヒア・ウィー・ゴー」のオル・パーカーが務めた。『ディア・エヴァン・ハンセン』のケイトリン・デバーが娘のリリーを演じ、リリーの恋人役に本作でハリウッドデビューを果たすマキシム・ブティエ、リリーの友人役に『ブックスマート卒業前夜のパーティーデビュー』のビリー・ロードらが共演している。

映画『チケット・トゥ・パラダイス』は、１１月３日（木）より全国の劇場で公開。関西では、大阪・梅田のＴＯＨＯシネマズ梅田や大阪ステーションシティシネマ、難波のＴＯＨＯシネマズなんば、京都・二条のＴＯＨＯシネマズ二条や三条のＭＯＶＩＸ京都や七条のＴ・ジョイ京都、神戸・三宮のＯＳシネマズミント神戸等で公開。

ジュリア・ロバーツ、ジョージ・クルーニー、ハリウッドを代表する２大スターが画面にいるというだけで、まさに眼福の極みであった。険悪な雰囲気の元夫婦の娘役として選ばれたのは、近年目覚ましい活躍を続けるケイトリン・デヴァー。彼女の憂い顔は、ギクシャク夫婦の娘として振り回されてきたリリーという役柄になんとも似合う。親たちの言う通りの人生を歩んできたリリーにとって、卒業旅行で訪れたバリ島での生活は、彼女の解放を意味していたのかもしれない。

世間からは、積み重ねてきたものを放り投げてまでスピード婚という選択肢を取ったようにも見えるが、むしろ彼女は自分の中の枷を外したように見えた。都会とは対照的なバリ島の大自然の暮らしの中、いつもとは違う環境や風習の中に身を置くことで、ジョージアとデイヴィッド自身も己の心と向き合う時間が来る。塞ぎ込んでいた自分自身の素直な声に耳を傾けた時、人としての本当の幸せを知ることができる素敵なロマコメに仕上がっていた。

fromねむひら

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