ヤクザ組織の資金洗浄現場を狙った強盗団のメンバー達を描く『グッバイ・クルエル・ワールド』がいよいよ劇場公開!
(C)2022『グッバイ・クルエル・ワールド』製作委員会
ヤクザから大金を強奪した強盗団の面々が、ヤクザに追われる波乱の日々を描く『グッバイ・クルエル・ワールド』が9月9日(金)より全国の劇場で公開される。
映画『グッバイ・クルエル・ワールド』…
年齢もファッションもバラバラ、互いに素性も知らない5人組の強盗組織が、ラブホテルで秘密裏に行われていたヤクザの資金洗浄現場を襲い、1億円近い大金の強奪に成功する。強盗たちは金を山分けし、何食わぬ顔でそれぞれの日常に戻っていった。しかし、金を奪われたヤクザが裏金で現役の刑事を雇い、強盗組織を本気で追い始めた。騙されて分け前をもらえなかった強盗組織のひとりも、ラブホテルの従業員を巻き込んで立ち上がり、金に群がるクセ者たちの大波乱の物語が始まる。
本作は、『ドライブ・マイ・カー』の西島秀俊さんを主演に、豪華キャスト共演で描くクライムエンタテインメント。『さよなら渓谷』『そこのみにて光輝く』等で知られる脚本家の高田亮さんによるオリジナル脚本作品で、『さよなら渓谷』『MOTHER マザー』の大森立嗣監督がメガホンをとった。西島さんのほか、斎藤工さん、玉城ティナさん、宮川大輔さん、三浦友和さんが強盗組織のメンバーを演じ、彼らを追い詰める刑事を大森南朋さん、ラブホテルの従業員を宮沢氷魚さんが演じる。
(C)2022『グッバイ・クルエル・ワールド』製作委員会
映画『グッバイ・クルエル・ワールド』は、9月9日(金)より全国の劇場で公開。関西では、大阪・梅田の大阪ステーションシティシネマや難波のTOHOシネマズなんば、京都・二条のTOHOシネマズ二条や七条のT・ジョイ京都、神戸・岩屋の109シネマズHAT神戸等で公開。
バイオレンスな作品も含め、数多くの作品を手掛けてきた大森立嗣監督。だが、よくよく考えてみると、ヤクザが絡んだ作品をしっかりと作るのは本作が初めて。互いの素性を知らない5人組の強盗組織がマネーロンダリングの現場に突撃し、かっさらう…となれば、ヤクザは地の果てまで容赦なく追っかけてくる。誰が犯人か調べ上げ追い詰めていくのは、ヤクザとグルになった刑事。最前線で始末しようと動いていくのは、ヤクザに一番近い位置にいた世捨て人のカップル。普段は一般人として世間に溶け込もうとしている強盗組織のメンバー達がどのようにして追い込まれていくか、注目どrころである。最終的に残酷な世界に笑ってオサラバできるのは誰なのか。外国のクライムムービーを観終えたような後味のある一作である。
- キネ坊主
- 映画ライター
- 映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
- 現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
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