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想像をはるかに超えた901秒の怒涛の展開!『クライング フリー セックス』岩崎友彦監督と谷洋幸さんに加え曽我真臣さんを迎え舞台挨拶開催!

2019年4月20日

秘密組織に潜入中の男女が性交状態で離れられなくなり、その姿のまま戦う様子を映し出す『クライング フリー セックス』が、4月20日(土)より、大阪・十三のシアターセブンで公開。初日には、岩崎友彦監督と主題歌を担当した谷洋幸さんに加え、ゲストに曽我真臣さんを迎え、舞台挨拶が開催された。

 

映画『クライング フリー セックス』は、性交の結果つながったままの男女が敵の攻撃を切り抜けていくさまを、ハリウッドのアクション映画風に、シュールかつユーモアたっぷりに描き、ゆうばりやプチョンなど国内外のファンタスティック映画祭で上映されて笑いをさそった15分の短編作品。ある秘密組織に潜入中のコブラとナオミは作戦遂行の朝、つい盛り上がって性交し、そのまま抜けなくなってしまう。仕方なくつながったまま敵と戦うことになった2人だったが…
監督は長編『ami? amie? つきあってねーよ!』など、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭常連の岩崎友彦さん。ナオミ役はキム・ギドク監督作「!」の合アレンさん、コブラ役は格闘家のイタリア系アメリカ人俳優マイケル・ファンコーニさん。

 

上映後、岩崎友彦監督と主題歌を担当した谷洋幸さんに加え、ゲストに『カメラを止めるな!』に出演している曽我真臣さんが登壇。映画本編以上の長さで賑やかな舞台挨拶となった。

 

今回の上映では、『カメラを止めるな!』の上田慎一郎監督が主演している岩崎友彦監督短編作品『帰ラないマン』(4分)が同時上映されている。岩崎監督は「『カメラを止めるな!』の上田監督がSNSに”これからは演出に役立てるために、他の監督作品に出演したい”と書き込んだところ、即座に手を挙げた」と説明。曽我さんは「上田さんは上映されることを恥ずかしがってますね」と明かした。

 

本作について、曽我さんは「想像をはるかに超えていましたね。まさか拷問を受けてあんなことになるとは想像していなかったですね」と感想を伝える。ネタバレ厳禁により劇場にお客さんが駆けつけた『カメラを止めるな!』になぞらえて「本作もネタバレがインターネット上に出てこなかったことが凄いですよね」と語る。これを受け、岩崎監督は「『カメ止め!』と比べてどうですか?」と聞くと、曽我さんは「比べられます?」と応えるしかない。なお、本作は、TOKYO MXの番組「五時に夢中」で上田慎一郎 監督が出演した日に『』が紹介されており、宣伝効果があった。

 

主題歌を担当した谷さんは、岩崎監督とは5年前からの仲。監督の短編映画に主題歌を担当したり出演したりしており、岩崎監督の前作である長編『手のひらを太陽に』にも出演している。南アフリカのウグ映画祭では感動コメントまで受け取ったが、「岩崎監督は『これからは子供達のために映画を作っていきたい』と言っていたのに、次がコレだったんですよ」と嘆く。岩崎監督は、「前作がいつも上映されるゆうばり国際ファンタスティック映画祭で落選した。どうせこういうのが好きなんだろ、ということで…揺り戻しでやけになったわけじゃない」と打ち明ける。だが、東京での上映では好評だった。K’s cinemaでは、ランチタイムとディナータイムで上映しており「お昼は12時20分からの上映。近隣のサラリーマンがお昼休みに観て、13時まで職場に戻っていた」と伝えると、谷さんは「お昼の方がお客さんが多かった」と添える。K’s cinemaでは満席になった日もあり、インディーズ映画の底力を見せつけた。

 

短編作品でありながら、ガンアクションについても拘っており、谷さんは「アクション監督を熊王涼さんが務めている。しっかりと指導し、本格的なアクションに仕上がった」と解説。岩崎監督は「世界初のつながったままのアクションを一緒に考えてくれた」と感謝している。なお、本作は、既に続編が制作されており「題して『クライングフリーセックス ネバーアゲイン』、皆さんが二度とごめんということで…」と、岩崎監督は苦笑いしながら発表。続編は43分作品ということから、谷さんは「本作の主題歌は27秒の楽曲でしたが、続編では2分に拡大しました」と解説。さらに出演までしており「依頼があったが最初は断ったんです。曲作るだけで大変なのに、アクションなんて出来ない」と告白。「ある日、練習風景の動画が送られてきて、閲覧した瞬間に電話が掛かってきて『やっぱり谷君しかいない』と云われた」と明かす。岩崎監督は「皆で『なんで谷君が断るの?』という雰囲気になった」と伝えるが、谷さんは「僕は脱ぐようなミュージシャンではないだろう」と回答するしかない始末。最後に、谷洋幸さんによる本作のメインテーマ「CRYING FOR FREEDOM」を歌い上げ、舞台挨拶は締め括られた。

 

映画『クライング フリー セックス』は、大阪・十三のシアターセブンで公開中。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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