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バカンスを楽しむ大学生5人組が味わう“サメと裏切りのサバイバル”を描く海上スリラー『海上48hours —悪夢のバカンス—』がいよいよ劇場公開!

2022年7月19日

(C)Vitality Jetski Limited 2021

 

海辺でバカンスを楽しんでいた大学生たちが、水上バイクで事故を起こし漂流中にサメの恐怖に晒される様を描く『海上48hours —悪夢のバカンス—』が7月22日(金)より全国の劇場で公開される。

 

映画『海上48hours —悪夢のバカンス—』は、恐ろしいサメの巣窟に迷い込んだ5人の若者たちの恐怖を描いたサバイバルスリラー。春休みにメキシコのビーチへバカンスにやって来たアメリカの大学生5人組。ビーチでテキーラを片手にバカ騒ぎする彼らは、酔った勢いで桟橋に停められていた2台の水上バイクに無断で乗り込み、沖へと走り出す。しかし、事故を起こして水上バイクの1台が大破し、もう1台もエンジンが故障。仲間の1人は足に大怪我を負い、携帯の電波が届かず助けを呼ぶこともできない。海を漂流しながらパニックに陥っていく彼らに追い討ちをかけるように、凶暴なホホジロザメが襲来する。

 

本作は、『ゲットバック 人質奪還』等の監督として知られ、『海底47m』『海底47m 古代マヤの死の迷宮』ではセカンドユニット監督を務めたジェームズ・ナンがメガホンをとり、『暁に祈れ』のニック・ソルトリーズが脚本を担当。ホリー・アール、ジャック・トゥルーマン、キャサリン・ハネイ、マラキ・プラー=ラッチマン、トーマス・フリンらが出演した。

 

(C)Vitality Jetski Limited 2021

 

映画『海上48hours —悪夢のバカンス—』は、7月22日(金)より全国の劇場で公開。関西では、大阪・梅田の梅田ブルク7や難波のなんばパークスシネマ、京都・七条のT・ジョイ京都、神戸・岩屋の109シネマズHAT神戸等で公開。

今年もやってきました、夏のサメ映画!海で沖に出てしまえば、どこに潜んでいるか分からない凶暴なホホジロザメ。一度ターゲットにされたら、じわじわと周遊されながら、一気に飛び込んでくる。スクリーンにサメの一部が映ってしまえば、”さぁ、これからアイツが襲ってくるぜぇ!”と意気込んでしまう。しかし、予想だにしていないタイミングや方向から襲ってくるので、ゾッとする気持ちしか感じ得ず、”早くこの拷問が終わってくれぇ”としか思えない。されど、ホホジロザメは容赦しない。

 

スプリングブレイク(春休み)を舞台にした作品は2010年代以降で増えてきたが、海上パニックスリラーと最悪な人間関係を見事に織り交ぜていた。沖での水上バイク衝突事故が発生し、復旧が困難で助けを求められない最悪な環境下で浮気が発覚して遂にはサメに襲われる…同じ状況下には決して巻き込まれたくない。されど、主人公はまさに粉骨砕身していく。真面目な優等生キャラが気持ちは屈強なサバイバーへの変化していくのは本作の見所ではなかろうか。地獄のような刑務所をムエタイで生き抜く姿を描く『暁に祈れ』の脚本を担ったニック・ソルトリーズが携わっていることも納得できる。

 

映画館の外は暑すぎる今夏、シアター内で本作を通じて悪夢のようなバカンスを体感しながら、身も心も涼やかになる時間を過ごしてみてはいかがだろうか。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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