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ソーと新たなヒーロー“マイティ・ソー”ことジェーンが“神殺し”ゴアに立ち向かう姿を描く『ソー:ラブ&サンダー』がいよいよ劇場公開!

2022年7月5日

(C)Marvel Studios 2022

 

大切な人を失い戦うことを恐れるようになってしまったソーの、自分探しの冒険を描く『ソー:ラブ&サンダー』が7月8日(金)より全国の劇場で公開される。

 

映画『ソー:ラブ&サンダー』は、クリス・ヘムズワース演じる雷神ソーの活躍を描いた、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の「マイティ・ソー」シリーズ第4作。『アベンジャーズ/エンドゲーム』後の世界を舞台に、「神殺し」の異名を持つ悪役ゴアとの戦いを描く。サノスとの激闘の後、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの面々とともに宇宙へ旅立ったソー。これまでの道のりで多くの大切な人々を失った彼は、いつしか戦いを避けるようになり、自分とは何者かを見つめ直す日々を送っていた。そんなソーの前に、神々の殲滅を目論む最悪の敵、神殺しのゴアが出現。ソーやアスガルドの新たな王となったヴァルキリーは、ゴアを相手に苦戦を強いられる。そこへソーの元恋人ジェーンが、ソーのコスチュームを身にまとい、選ばれた者しか振るうことができないムジョルニアを手に取り現れる。ジェーンに対していまだ未練を抱いていたソーは、浮き立つ気持ちを抑えながら、新たな「マイティ・ソー」となったジェーンとタッグを組み、ゴアに立ち向かうことになる。

 

本作では、前作『マイティ・ソー バトルロイヤル』から引き続きタイカ・ワイティティがメガホンをとり、主演のへムズワースやヴァルキリー役のテッサ・トンプソンらが続投。ジェーン役のナタリー・ポートマンが、シリーズ第2作『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』以来、およそ9年ぶりに本格的にMCU作品に復帰した。ゴアを演じるクリスチャン・ベールや、ラッセル・クロウといった豪華キャストも新たに参戦している。

 

(C)Marvel Studios 2022

 

映画『ソー:ラブ&サンダー』は、7月8日(金)より全国の劇場で公開。関西では、大阪・梅田のTOHOシネマズ梅田大阪ステーションシティシネマ梅田ブルク7、難波のTOHOシネマズなんばなんばパークスシネマ、京都・二条のTOHOシネマズ二条や三条のMOVIX京都や七条のT・ジョイ京都、神戸・三宮のOSシネマズミント神戸等で公開。

今回、ディズニーより、『ソー:ラブ&サンダー』の試写会に招待頂きました。前作の『マイティ・ソー バトルロイヤル』に引き続きタイカ・ワイティティが監督を務めている。彼が監督したりプロデュースしたりする作品や演じたりする役柄には、楽しさや恐ろしさを表向きには見せつつも、深く内面に切り込んで考えていくと、最終的には優しさがあると気づかされていく。本作においても、神殺しとなってしまった悪役のゴアには、ダークサイドに堕ちざるを得なかった理由があり、真相が解明されていくと、優しみがしっかりと描かれていた。主役のソーにいたっては『アベンジャーズ/エンドゲーム』後の世界にて自分探しの旅へと向かうが、一種の優しさと共に戦いに挑んでいく。そして、ジェーンは体に抱えているものがありながら、マイティ・ソーとして登場する姿が勇ましい。ナタリー・ポートマンががっしりと身体を作っている姿は勇ましく驚かされるが、切ない展開になりながらも、最終的には、ある種の優しさ溢れるオチまで付けられており、最後までタイカ・ワイティティ監督の作品であることに気づかされた。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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