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留学先で殺人罪により捕まった娘の無実を証明するため、父が真犯人を探し出そうとする姿が描かれる『スティルウォーター』がいよいよ劇場公開!

2022年1月8日

(C)2021 Focus Features, LLC.

 

マルセイユを舞台に、無実の罪で逮捕された娘を救おうと、真犯人を探そうと奮闘する父親の姿を描く『スティルウォーター』が1月14日(金)より全国の劇場で公開される。

 

映画『スティルウォーター』は、仏マルセイユを舞台に、殺人罪で捕まった娘の無実を証明するため、父親が真犯人を探し出すさまが描かれるサスペンススリラー。逮捕された娘の無実を証明するため、異国の地で真犯人を捜す父親の姿を描いた。留学先の仏マルセイユで殺人罪で捕まった娘アリソンの無実を証明すべく、米オクラホマ州スティルウォーターから言葉も通じない異国の地へ単身渡った父親のビル。現地の協力者を得るも、ほとんどの地元民はよそ者のビルに口をきこうともしない。何者かの襲撃を受けるなど自らの身にも危険が迫る中、ビルはわずかな手がかりを頼りに前進していくが…

 

本作では、マット・デイモンが主演、娘のアリソン役は『リトル・ミス・サンシャイン』『ゾンビランド』のアビゲイル・ブレスリンが務め、アカデミー賞受賞作『スポットライト 世紀のスクープ』のトム・マッカーシー監督がメガホンをとった。

 

(C)2021 Focus Features, LLC.

 

映画『スティルウォーター』は、1月14日(金)より全国の劇場で公開。関西では、大阪・梅田の大阪ステーションシティシネマや難波のTOHOシネマズなんば、京都・二条のTOHOシネマズ二条、兵庫・西宮のTOHOシネマズ西宮OSなどで公開。

スティルウォーターは、アメリカのオクラホマ州にある田舎町。オクラホマ州立大学によって成り立っている街であり、労働者階級の人達が苦しいながらも必死に生きている。本作で主演のビルを演じるマット・デイモンは『最後の決闘裁判』でも見せたように泥臭い役が本当に似合っていた。なお、本作の中心となる舞台は、スティルウォーターではなく、フランスのマルセイユ。本作の中心人物である父と娘の故郷であるスティルウォーターをタイトルに掲げることが意義深く感じる。

 

留学先で無実の殺人罪により捕まった娘アリソンを救い出すためマルセイユに来た父ビル。手がかりを探し出そうとしても、よそ者扱いともなり暗中模索状態。そんな中でシングルマザーのヴィルジニーと娘のマヤと出会い、次第に現地に馴染んでいく。ようやく手がかりを見つけ始めたところからは怒涛の展開を見せていくのが本作ならではの見どころ。ある意味で狂気じみた演出もあり、スリラー作品ならではの緊張感もある。最後まで観終えると、これは誰が救われた物語であるのか、本質的なことを問われているようにも感じた。『スポットライト 世紀のスクープ』のトム・マッカーシー監督が構想10年もかけた思いが詰め込まれている渾身の一作である。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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