すみっこたちを一緒に楽しめる時間がまた持てたらいいな…『映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ』本上まなみさんを迎え、とくべつエピソード読み聞かせ上映会開催!
すみっコぐらし”を題材にしたアニメ映画の第2弾、すみっコたちが暮している町で、ふたたび不思議な物語がはじまる『映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ』が全国の劇場で公開中。11月28日(日)には、大阪・難波のなんばパークスシネマに本上まなみさんを迎え、とくべつエピソード読み聞かせ上映会が開催された。
映画『映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ』は、サンエックス株式会社の人気キャラクター「すみっコぐらし」を映画化し、スマッシュヒットを記録した『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』に続く劇場アニメ第2弾。とある秋の日、キャンプへ出かけたすみっコたちは、空にいつもより大きく青く輝いている月を発見する。「5年に1度の青い大満月の夜、魔法使いたちがやって来て夢をかなえてくれる」という伝説の通り、すみっコたちの町に魔法使いの5人兄弟が出現。彼らはあちこちに魔法をかけ、町中をパーティ会場のように彩っていく。楽しい夜にも終わりが近づき魔法使いたちは月へと帰っていくが、たぴおかが魔法使いのすえっコ・ふぁいぶと間違えられて連れて行かれてしまう。前作に続き、井ノ原快彦さんと本上まなみさんがナレーションを担当。『夏目友人帳』シリーズの大森貴弘さんが監督を務め、『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の吉田玲子さんが脚本を手がけた。
上映後、本上まなみさんが登壇。最初の挨拶をすると、観客の皆さんが思い思いに持参のすみっこたちを見せ「みんなのすみっこが沢山いるよ〜可愛い〜」と感激ムードの中でイベントが開催された。
大阪で育った本条さんは「子供の頃に大阪にずっと住んでいて、千里の方で太陽の塔がある万博記念公園の辺りに子供時代は住んでいました」振り返り「大阪での舞台挨拶はなかなか経験がないんですよ。今日は久しぶりで、とても嬉しいです」と感慨深い。本作は、国内2週連続で週末動員1位となり「すみっこ達がいかに愛されているか、ということですよね」と納得。動員数は65万人を超えており「素晴らしいですね。皆さんありがとうございます」と感謝の気持ちを伝えた。
周囲からの反響も大きく「子供が2人いるんですけど、特に下の子が小学生なので、お母さん友達から、”観たよ〜”って」と明かし「しかも1作目の公開後ぐらいから、コロナ禍でインターネットでも配信された時期と重なっていたので、おうち時間に癒やされて何回も観たという声も沢山頂いた」と嬉しい気持ちでいっぱいだ。また「我慢して日々を過ごしていた子供達や大人の方の心の救いや癒やしの時間に1作目がなっていたので、今作の2作目が公開されるとなった時に皆が楽しみにしているという声を沢山頂いた」と嬉しさは重ねられている。すみっこたちについて「皆それぞれ少しづつキャラクターの性格が違っていて、誰もが、自分にこういうところあるな、って思える、お気に入りの子が皆いる」と気づかされ「すみっこたちが動いているところを観られるのが映画の醍醐味でもあると思うので、この作品は期待されて待ち望まれていたものだったんだろうな」と動員数や順位について感じ取っている。
そして、今回のメインイベントとして、「映画の余韻に浸りながら、もう一つのお話をこれから少し読ませて頂けたらな」と思いを込め、公開から第1、2週目の入場者特典として配布された「ミニ絵本」の“とくべつエピソード”を読み聞かせてもらった。最後に「すみっこたちがきっとみんなに会えるのを楽しみにしていたと思うので、今日はこのひととき良い時間を私も一緒に共有することが出来て嬉しかったです。皆さんがお持ちになって下さったすみっこたちにも会えて嬉しかったです。このすみっこたちを一緒に楽しめる時間がまた持てたらいいなと期待しています」とメッセージを伝え、イベントは締め括られた。
映画『映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ』は、全国の劇場で公開中。
- キネ坊主
- 映画ライター
- 映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
- 現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
- 最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!