父になり平穏な毎日を送っていたドムの前に実の弟が立ちはだかるさまが描かれる『ワイルド・スピード／ジェットブレイク』がいよいよ劇場公開！
© 2021 Universal Studios. All Rights Reserved.
奇想天外なカーアクションと、登場人物たちのチームワークが魅力の人気シリーズ第９弾『ワイルド・スピード／ジェットブレイク』が８月６日（金）より全国の劇場で公開される。
映画『ワイルド・スピード／ジェットブレイク』は、メガヒットカーアクション「ワイルド・スピード」シリーズの第９作。ドミニクはパートナーのレティや幼い息子ブライアンと３人で平穏な日々を過ごしていたが、否応なく自身の過去の罪と向き合うことに。ドミニクの実の弟ジェイコブの存在が初めて明かされ、その因果はファミリーを窮地に追い込んでいく。ファミリーは世界を揺るがす陰謀を阻止するため、凄腕の殺し屋で超一流の運転技術を持つジェイコブとの戦いに身を投じる。
本作では、ヴィン・ディーゼル、ミシェル・ロドリゲス、タイリース・ギブソンらおなじみのメンバーに加え、『ワイルド・スピード ICE BREAK』に登場したシャーリーズ・セロン扮する悪役サイファーや、サン・カンが演じるハンも再登場。さらに新たな敵となるドミニクの弟ジェイコブ役でジョン・シナが参戦。監督には、シリーズ第３作から第６作を手がけたジャスティン・リンが復帰した。
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映画『ワイルド・スピード／ジェットブレイク』は、８月６日（金）より全国の劇場で公開。
シリーズを観ていなくても楽しめる。観ていると倍楽しいという全方面文句なしの出来栄え。『ワイスピ』シリーズでは珍しく、シリーズのファンへのサプライズがたんまりと用意されている。ラストのラストまでファンならば興奮が止まらない。待ち望んだシリーズの最新作。開幕からエンジン全開の大暴走。物語の導入部分も、ユニバーサルのロゴを駆使した洒落ている演出で感服。”ファミリーの絆は最強、まさに無敵”という、シリーズを通してのファン心理を逆手に取った、メタ的な笑い要素まで組み込む斬新な手法に”どうぞ、ファミリーについていくので好きにやってください”と素直に従うしかない。
予告にも登場し、話題を呼んでいるハンの復活。物語の重要な部分でファミリーに協力する形で再登場する。カーチェイスのシーンでは『TOKYO DRIFT』のRX-7を彷彿とさせるカラーリングで登場する新型車の流線的な美しさに、思わずうっとりしてしまう。本シリーズの特徴でもあるが、好きなキャラクターが愛着のある車に乗って毎度登場するというのは、ある意味ヒーロー映画でヒーローがスーパースーツを装着して登場してくるような高揚感と安心感を得られる部分でもある。車を見ることで、誰が乗車しているのか一目瞭然。皆まで云わないが、本作は最高の幕引きをつけることに成功している。是非とも注目してほしい。
fromねむひら
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- 映画ライター
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- 現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
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