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両手を銃にされたダニエル・ラドクリフがデスマッチ参戦!『ガンズ・アキンボ』がいよいよ全国の劇場で公開!

2021年2月19日

(C) 2019 Supernix UG (haftungsbeschrankt). All rights reserved.

 

闇組織によりデスゲームに強制参加させられた男が、2丁拳銃を武器に殺し屋と対決する様を描く『ガンズ・アキンボ』が2月26日(金)より全国の劇場で公開される。

 

映画『ガンズ・アキンボ』は、両手に拳銃が固定された状態でデスゲームに参加させられた男の戦いを描いたアクション。ゲーム会社でプログラマーとして働くマイルズは、ネットの掲示板やコメント欄に過激な書き込みをして鬱憤を晴らしていた。ある日、マイルズは本物の殺し合いを生配信する闇サイト「スキズム」に攻撃的な書き込みを繰り返し、サイトを運営する闇組織のボスを怒らせてしまう。組織に襲撃され気を失ったマイルズが目を覚ますと、両手にボルトで拳銃が固定されていた。さらに元恋人も人質にとられたマイルズは、「スキズム」で最強の殺し屋ニックスに24時間以内に勝てば解放すると言い渡される。

 

本作は、『スイス・アーミー・マン』『ハリー・ポッター』のダニエル・ラドクリフが主演を務め、殺し屋ニックス役を『レディ・オア・ノット』のサマラ・ウィービングが演じた。監督・脚本は『デビルズ・メタル』のジェイソン・レイ・ハウデンが務めている。

 

(C) 2019 Supernix UG (haftungsbeschrankt). All rights reserved.

 

映画『ガンズ・アキンボ』は、2月26日(金)より大阪・梅田のTOHOシネマズ梅田、難波のTOHOシネマズなんば、京都・二条のTOHOシネマズ二条、兵庫・西宮のTOHOシネマズ西宮OS、神戸・三宮のシネ・リーブル神戸をはじめ、全国の劇場で公開。

『ハリー・ポッター』を終えたダニエル・ラドクリフは、かつて抱かれていた役のイメージを払しょくするかのごとく、どんな役でも拒まず演じているかのように思える。『スイス・アーミー・マン』はある意味で衝撃的な役だった。今作で演じたのは、インターネット上でしか大口を叩けない冴えないゲームプログラマー。うっかり調子に乗ったことを闇サイトで吠えてしまったら、突然襲われて、両手にボルトで拳銃を固定させられていた…もし同じことが自分にも起きてしまったら…どうしたらえぇねんっ!

 

タイトルにある”アキンボ”は二丁銃を意味する。朝起きたら、二丁銃が備わっている…ん…!?ある意味格好良いと思ったら、本作の世界に思い切りのめり込める!最強の殺し屋ニックスによって引き起こされるガンアクションは難しいことは一切考えず、テンション上げて楽しめてしまう。それぞれのアクションシーンには欠かさず盛り上げていく音楽も一切欠かしていない。3Teethによるモダンなヘヴィロックチューンからリック・ジェームスによるパンク・ファンクまで揃えており、各シチュエーションにピッタリの楽曲が勢揃いだ。今作を手掛けたジェイソン・レイ・ハウデン監督は、ぶっ飛んだストーリーテリングを企てながらも、現在のSNSによって引き起こされる社会のカタルシスを起こさせようとする雰囲気や欲望に一石を投じているが、あくまで皮肉をたっぷりと込めている。翻って、この記事を読んでいる貴方は、PCやスマホの電源を落として、映画館のスクリーンで本作を思い切り楽しんでみよう!リアルな社会とコネクトしていこうぜ!

 

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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