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待望の続編!国家の機能が止まってしまった韓国でゾンビとの死闘を繰り広げる『新感染半島 ファイナル・ステージ』がいよいよ劇場公開!

2020年12月27日

(C)2020 NEXT ENTERTAINMENT WORLD & REDPETER FILMS.All Rights

 

人間を凶暴化させる謎のウイルスが蔓延したソウルを舞台に、ある任務を果たすために戻ってきた元兵士が、自分を救った母子と共に朝鮮半島から決死の脱出を図る『新感染半島 ファイナル・ステージ』が2021年1月1日(金)より全国の劇場で公開される。(TOHOシネマズ梅田で緊急先行上映中)

 

映画『新感染半島 ファイナル・ステージ』は、韓国で大ヒットを記録し、日本でも話題を呼んだゾンビパニックアクション『新感染 ファイナル・エクスプレス』の4年後を描く続編。人間を凶暴化させる謎のウイルスが半島を襲ってから4年後。香港に逃げ延びていた元軍人のジョンソクが、ある任務遂行のために半島に戻ってきた。その任務とは、限られた時間内に大金が積まれたトラックをチームで回収し、半島を脱出することだった。トラックを回収し、任務は順調かに思われたが、民兵集団によりジュンソクたちはトラックを奪われてしまう。そんなジュンソクを窮地から救ったのはミンジョン母娘だった。

 

本作は、『MASTER マスター』『ゴールデンスランバー』等で知られる人気俳優カン・ドンウォンを主演に、前作から引き続きヨン・サンホ監督がメガホンをとった。2020年の第73回カンヌ国際映画祭(新型コロナウイルスの影響で通常開催を見送り)のオフィシャルセレクション「カンヌレーベル」作品である。

 

(C)2020 NEXT ENTERTAINMENT WORLD & REDPETER FILMS.All Rights

 

映画『新感染半島 ファイナル・ステージ』は、2021年1月1日(金)より全国の劇場で公開(関西ではTOHOシネマズ梅田にて先行上映中)。

前作『新感染 ファイナル・エクスプレス』はゾンビサバイバルアクションでありながら、多様な要素を盛り込んだ韓国映画らしいエンターテイメントであった。まさか最後で泣くとは思わなかった自分がいる。となれば、今作については否が応でも期待せざるを得ない。韓国公開タイミング前から流れてきた予告編は欠かさずチェックしていたが『バイオハザード』的要素を存分に感じていたが、やはりそれだけには収まらない要素がたっぷりと収まった作品となっている。

 

絶賛となった作品の続編ではあるが、前作のキャストは出演していない。前作から4年後の国家機能が一切動いていない韓国が舞台。カン・ドンウォン演じる元軍人ジョンソクが主人公。カン・ドンウォンといえば、さわやかな印象が残る俳優ではあるが、ゾンビ・パンデミックを受けてどうしようも出来ずやさぐれてしまった廃人を演じたのは意外性がある。法も秩序もなくなってしまった国で、ゾンビに追われながらある任務を遂行しようするストーリーといえば、ある作品に近いと感じる方もいるだろう。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』的要素もしっかりと盛り込まれている。高速車両という意味では前作とも共通しており、関西ではない設置されている映画館は未だにないが韓国発のScreenXで鑑賞したら最高に気持ちいいだろう!

 

なお、本作のクランクアップは2019年10月。全世界がコロナ禍に追われてしまう前に撮り終え作品である。だが、本作で謎のゾンビウィルスに警戒する描写を見ると、現在に残念ながら発生している、あってはならない誹謗中傷を予測していたかのように思えてならない。前作では、釜山行きを表す原題に関する様々な分析記事があったように、今作においても本公開後にメタファーに関する様々な分析が行われていくだろうか。

 

『新感染半島 ファイナル・ステージ』というタイトルに対し、本作でシリーズとしては完結しているようには観える。しかし、クライマックス近くになると、この辺りで締めて続編があるような空気を匂わせているように感じてしまった時があったが、韓国映画は単純なエンターテイメント作品を作らない、と改めて感じた。幾重にも重ねたストーリーテリング、見事な締めくくりを描いている。とはいえ、更なる続編も作れるか。原題の「Peninsula」の意味が半島であるように、次はアジアや世界に広げていくことが出来るのか楽しみでならない。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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