シリーズ50周年の新しい冒険の旅へ!渾身のオリジナルストーリーが展開される『映画ドラえもん のび太の新恐竜』がいよいよ劇場公開!
(C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2020
ドラえもんとのび太が双子の恐竜に出会い、冒険を繰り広げるオリジナルストーリーが展開する『映画ドラえもん のび太の新恐竜』が、8月7日(金)より全国の劇場で公開される。
『映画ドラえもん のび太の新恐竜』は、国民的アニメ「ドラえもん」の長編映画40作目。ある時、恐竜博の化石発掘体験で化石を見つけたのび太は、それを恐竜のたまごだと信じ、ドラえもんのひみつ道具「タイムふろしき」で化石を元の状態に戻す。するとそこから、新種の双子の恐竜が生まれる。2匹をキューとミューと名づけて育てるのび太だったが、やがて限界がきてしまい、2匹を元の時代に返すことに。ドラえもんや仲間たちとともに6600万年前の世界へと旅立ったのび太は、キューとミューの仲間を探す中で謎の島にたどり着き……。
本作は、シリーズ最高の興行収入53.7億円を打ち立てた『映画ドラえもん のび太の宝島』(2018)の今井一暁監督と脚本を担った川村元気さんが再びタッグを組み、のび太と双子の恐竜の出会いから始まる物語を、長編映画シリーズ第1作『映画ドラえもん のび太の恐竜』(1980)とは異なるオリジナルストーリーで描く。
(C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2020
『映画ドラえもん のび太の新恐竜』は、8月7日(金)より全国の劇場で公開。
近年のドラえもん映画といえば、声優変更を皮切りにして、『ドラえもん のび太の恐竜』(2006)を筆頭に次々とリメイク作品を誕生させている。大魔境や鉄人兵団、日本誕生など…、リメイクしてもなお、色褪せない人気作品が登場し続けてきた。シリーズ50周年、1つの節目に贈るのはシリーズでも屈指の人気を誇る恐竜モノだ。本作はリメイク版には必ず付いていた”新”というワードが作品タイトルに使われているため、一見すると過去の「のび太の恐竜」のリメイク版だと勘違いしてしまう人がいるかもしれない。しかし、本作はまったくの新しい物語である。
「新のび太」ではなく、「新恐竜」というタイトルからも察しがつくが、今回アップデートが加えられたのは恐竜側だ。恐竜と云えば、まだまだ未発見な部分や謎が多く、これまで多くの人々を魅了してきた。故に、2006年のリメイク当時では未だ成し得なかったことに本作ではチャレンジしている。その結果、恐竜への解釈を多角的な表現で伝えることに成功した。間違いなく、2020年に作られた、”のび太の新恐竜物語”である。誰しもが当然の知識として持っていた恐竜の概念をひっくり返すようなラストは、作品のみならず、恐竜というロマンにまた皆さんを引き摺り込むかもしれない。
fromねむひら
- キネ坊主
- 映画ライター
- 映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
- 現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
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