スティーヴン・キング原作作品最怖の禁忌ホラー!『ペット・セメタリー』がいよいよ劇場公開!
(C)2018 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
アメリカの田舎町を舞台に、死者を蘇らせるいわくつきのペットのお墓を巡る悲劇と恐怖を描き出す『ペット・セメタリー』が、1月17日(金)より全国の劇場で公開される。
映画『ペット・セメタリー』は、1989年に映画化されたスティーブン・キングの同名小説を、新たな設定で再映画化したホラー。家族ともに田舎に越した医師ルイスの新居の裏には動物の墓地「ペット・セメタリー」があった。ある日、飼い猫が事故で死んでしまったため、ルイスは墓地ではなく、さらに奥深い森に猫を埋葬する。翌日、死んだはずの飼い猫が凶暴に豹変し、ルイス一家の前に姿を現わす。その地は、先住民が語り継ぐ秘密の森だった。誕生日を迎えた娘のエリーが交通事故で亡くなってしまったことから、ルイスはある行動に出るが…
本作では、主人公のルイス役を『猿の惑星:新世紀(ライジング)』のジェイソン・クラーク、妻のレイチェル役を『エイリアン コヴェナント』のエイミー・サイメッツ、一家の隣人役を『インターステラー』のジョン・リスゴー、子役のジェテ・ローレンスが娘エリー役をそれぞれ演じる。監督は『セーラ 少女のめざめ』を手がけたケビン・コルシュ&デニス・ウィドマイヤーが務めた。
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映画『ペット・セメタリー』は、1月17日(金)より、全国の劇場で公開。
旧作1・2をリアルタイムに観ていない世代ではあるのだが、冒頭シーンから前のめりに魅入ってしまう!上映環境にも依るが、音響演出が十分に効いており、不穏な空気をこれでもかと醸し出していく。
動物の墓地「ペット・セメタリー」に亡くなった動物を埋葬したら、まさかこうなるなんて…!では、亡くなった人間を埋葬したら…そりゃあ、もうね…!何とも言えない家族愛の悲哀さについて分別をつけて描き切っており、秀逸な画が構築されていた。シンプルな作品ではあるが、一層の怖さがある!
昨年の『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』にも通ずる、スティーヴン・キング原作作品が放つ恐怖やトラウマに対する描き方もあり、ホラーとして大いに楽しめて好感が持てる作品であった!
- キネ坊主
- 映画ライター
- 映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
- 現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
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