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主人公の親友はヒトラー!?『ジョジョ・ラビット』がいよいよ劇場公開!

2020年1月15日

©2019 Twentieth Century Fox Film Corporation and TSG Entertainment Finance LLC

 

第2次大戦下のドイツを舞台に、兵士になるための訓練中にウサギさえ殺すことができず、“ジョジョ・ラビット“というあだ名をつけられた少年の姿を描く『ジョジョ・ラビット』が、1月17日(金)より全国の劇場で公開される。

 

映画『ジョジョ・ラビット』は、第2次世界大戦時のドイツに生きる人びとの姿を、ユーモアを交えて描いた人間ドラマ。第2次世界大戦下のドイツに暮らす10歳のジョジョは、空想上の友だちであるアドルフの助けを借りながら、青少年集団「ヒトラーユーゲント」で、立派な兵士になるために奮闘する毎日を送っていた。しかし、訓練でウサギを殺すことができなかったジョジョは、教官から「ジョジョ・ラビット」という不名誉なあだ名をつけられ、仲間たちからもからかいの対象となってしまう。母親とふたりで暮らすジョジョは、ある日家の片隅に隠された小さな部屋に誰かがいることに気づいてしまう。それは母親がこっそりと匿っていたユダヤ人の少女だった。

 

本作では、主人公のジョジョ役をローマン・グリフィン・デイビス、母親役をスカーレット・ヨハンソン、教官のクレツェンドルフ大尉役をサム・ロックウェルがそれぞれ演じる。また、『マイティ・ソー バトルロイヤル』のタイカ・ワイティティがジョジョの空想の友だちであるアドルフ・ヒトラーに扮すると共に、本作の監督を務めた。

 

©2019 Twentieth Century Fox Film Corporation and TSG Entertainment Finance LLC

 

映画『ジョジョ・ラビット』は、1月17日(金)より、全国の劇場で公開。

少年のイマジナリーフレンドがアドルフ・ヒトラー!?思い切った設定を用いるなぁ…と感じてしまったが、ナチス・ドイツ政権下では、子供の想像もそうなってしまうのか、と納得せざるを得ない。あくまで主人公のジョジョは素直な子供である。ヒトラーが正義であると信じてしまったら、そうなってしまうのか…

 

だが、素直である、ということは、自分の感情に対して正直に生きている、ということだ。目の前で起きてしまった出来事に対し、出来得る限りの知能を以て、果敢に挑戦している。周囲の環境次第で、自らの考え方をいくらでも変化させていくことも可能だ。本当の友情を育んでいける友達にも出会える。不要なものへの分別も出来てしまう。

かつて子供だった全ての人達に届けたいユーモアたっぷりの素敵な物語が届けられた!

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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