高嶺の花に恋した負け犬男を描く『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』がいよいよ劇場公開!
(C)2019 Flarsky Productions, LLC. All Rights Reserved.
才色兼備の女性国防長官と、手の届かない存在と分かっていながら彼女に恋をしてしまった平凡なジャーナリストの関係の行方をコミカルに描く『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』が、1月3日(金)より全国の劇場で公開される。
映画『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』は、才色兼備の国務長官とうだつのあがらないジャーナリストとの恋愛をシニカルに描いたラブコメディ。アメリカの国務長官として活躍するシャーロット・フィールドは目前に控えた大統領選の選挙スピーチ原稿作りをジャーナリストのフレッドに依頼する。常に世間から注目され、脚光を浴びるシャーロットと行動をともにするうちに、彼女が高嶺の花であることがわかっていながらフレッドは恋に落ちてしまう。しかし、この恋にはクリアしなければいけないさまざまな高いハードルが待ち受けていた。
本作は、シャーロット役をシャーリーズ・セロン、フレッド役をセス・ローゲンがそれぞれ演じ、オシェア・ジャクソン・Jr.、アンディ・サーキス、アレクサンダー・スカルスガルドらが脇を固める。監督は、ローゲンとは『50/50 フィフティ・フィフティ』でもタッグを組んだジョナサン・レビンが務めた。
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映画『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』は、1月3日(金)より、大阪・梅田の大阪ステーションシティシネマ、難波のTOHOシネマズなんば、京都・二条のTOHOシネマズ二条、兵庫・西宮のTOHOシネマズ西宮OSをはじめ全国の劇場で公開。
トランプ大統領の後、女性の国務長官が大統領選に立候補、その裏では冴えないジャーナリストが本領発揮していく…といっても社会派映画ではなく、様々なネタを盛り込んだラブコメディーとして本作は仕上がっている。
如何ともしがたい事情により無職になった才能あるジャーナリストのフレッドにとって、アメリカ国務長官として活躍する才色兼備なシャーロットは初恋の人だった。中学生時代に出会った初恋の人が大出世して再会したら…そりゃあ恋の炎はメラメラと燃える。その人に近づき何かしらの貢献を果たしあわよくば恋愛関係になれるなら、いくらでも頑張れるよね。シャーロットに為に頑張るフレッドを応援したくなっていくよ、例えどんな個性があったりお互いのハードルが待ち受けていても。
なお、本作には、ブルース・スプリングスティーンやブロンディ、ソニー・ロリンズ等といったアメリカン・ミュージックの真髄が盛り込まれている。その中でも、1990年代に一世を風靡したボーイズⅡメン御本人達が登場。「Motownphilly」を堂々披露してくれるので、それだけでも一見の価値あり。原題のアメリカ大統領選をおもしろおかしく描いているので、大いに楽しんでみてはいかがでしょうか。
- キネ坊主
- 映画ライター
- 映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
- 現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
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