凶悪犯×交渉人の緊迫した14時間描く韓国サスペンス『ザ・ネゴシエーション』がいよいよ劇場公開!
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動機も要求も不明の人質犯と、交渉人を務めることになった女性警部補の息詰まる攻防がスリリングに描かれる『ザ・ネゴシエーション』が、8月30日(金)より全国の劇場で公開される。
映画『ザ・ネゴシエーション』は、目的不明の凶悪犯とトラウマを抱えた交渉人が繰り広げる心理サスペンス。ソウル市警危機交渉班の警部補ハ・チェユンは、事件現場で犯人との交渉中に人質と犯人の両方を死なせてしまう。事件から10日後、責任を感じ辞表を提出しようとするチェユンのもとに応援要請が入る。タイのバンコクで、ミン・テグと名乗る男が危機交渉班のチーム長と韓国人記者を拉致し、交渉相手としてチェユンを指名したのだ。男は外事課が以前から追っていた国際犯罪組織の武器売買業者のリーダーだった。拉致の動機も要求も不明で、交渉の糸口をつかめず焦りを募らせていくチェユン。特殊部隊突入までのタイムリミットがあと14時間に迫る中、前回の事件のトラウマに苛まれながらも、今度こそ人質の命を救うべく奔走するが…
本作では、韓国ドラマ『シークレット・ガーデン』などの人気俳優ヒョンビンが初の悪役に挑み、『私の頭の中の消しゴム』のソン・イェジンと共演。さらには『焼肉ドラゴン』のキム・サンホ、『国際市場で逢いましょう』のチャン・ヨンナム、『トガニ 幼き瞳の告発』のチャン・グァン、『ゴールデンスランバー』のチョ・ヨンジンが名を連ね、イ・ジョンソクがメガホンを取っている。
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映画『ザ・ネゴシエーション』は、8月30日(金)より、大阪・心斎橋のシネマート心斎橋、8月31日(土)より、神戸・元町の元町映画館で公開。また、京都・九条の京都みなみ会館でも近日公開予定。
舞台劇のように計算された場面転換が鮮やかなシチュエーション・サスペンスだ。捜査側の対策会議室と、テレビ会議の画面の向こう側に映る犯人。ほぼその二つの場面だけで物語は進行していく。序盤の見せ場が終盤の伏線となり、視点がガラリと変わるストーリーは、安定したクオリティの作品をコンスタントに生み出す韓国映画界ならでは!さすがの面白さである。
韓国映画好きには、「この人、また出てるのか!」という名物脇役キャストが善玉と悪役の両陣営を盛り上げているところも嬉しい。さらに、主人公と悪役が美男美女過ぎて、眼福で有難い!
fromNZ2.0@エヌゼット
- キネ坊主
- 映画ライター
- 映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
- 現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
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