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一歩踏み出す勇気を映画から受け取って頂けたら…『マイ・エレメント』川口春奈さんと玉森裕太さんを迎え舞台挨拶開催!

2023年7月21日

それぞれ違う個性と見た目を持ち、個々の特性をいかして暮らすユニークな火・水・土・風のエレメントたちによる大冒険を描く『マイ・エレメント』が8月4日(金)より全国の劇場で公開される。7月21日(金)には、大阪・梅田のTOHOシネマズ梅田に川口春奈さんと玉森裕太さんを迎え、舞台挨拶が開催された。

 

映画『マイ・エレメント』は、『トイ・ストーリー』『モンスターズ・インク』『リメンバー・ミー』など数々の独創的な作品を世に送り出してきたピクサー・アニメーション・スタジオが、火、水、土、風といったエレメント(元素)の世界を舞台に描く長編作品。火、水、土、風のエレメントたちが暮らすエレメント・シティ。家族のために火の街から出ることなく父の店を継ぐ夢に向かって頑張っていた火の女の子エンバーは、ある日偶然、自分とは正反対で自由な心を持つ水の青年ウェイドと出会う。ウェイドと過ごすなかで初めて世界の広さに触れたエンバーは、自分の新たな可能性、本当にやりたいことについて考え始める。火の世界の外に憧れを抱きはじめたエンバーだったが、エレメント・シティには「違うエレメントとは関わらない」というルールがあった。監督は『アーロと少年』のピーター・ソーン。声の出演はエンバー役に『ハーフ・オブ・イット 面白いのはこれから』のリア・ルイス、ウェイド役に『ジュラシック・ワールド 新たなる支配者』等に出演したマムドゥ・アチー。日本語吹き替え版ではエンバー役を川口春奈さん、ウェイド役をKis-My-Ft2の玉森裕太さんが務めた。なお、短編「カールじいさんのデート」が同時上映される。[配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン ]

 

今回は、上映前に川口春奈さんと玉森裕太さんが登壇。作品が描く世界観が伝わってくる舞台挨拶が繰り広げられた。

 

声優初挑戦となった川口さんは「本当に何から何まで分からないことだらけ。難しくて大変。日々勉強。ずっとプレッシャーを感じながらやっていました」と思い返し「声だけで表現する仕事は、普段やっているお仕事とは全然別物でした。自分でも新しい発見。殻を破ける感じがしたので、今後もっと自信を持ってお仕事できそうな気がしました」と話し、今回の経験について感慨深げだ。玉森さんは「沢山苦労しました。自分が普段出さない声量、出さないテンションの声がウェイドには沢山あったので、ちょっと苦労しながらも楽しみながら挑ませて頂きました」と振り返り「僕も全然経験がないので、”やっぱり大変だな”と感じましたね」と実感していた。

 

いち早く作品を鑑賞した川口さんは「本当に美しい映像。色鮮やかな映像美に驚き感動した。それぞれのキャラクター達が凄く可愛らしい。私が演じたエンバーとウェイドの2人の近づけないんだけれども、触れ合うことは出来ないけど心を通わせてどんどん距離が縮まっていく様は、大人になっても凄くキュンとするものだし、その2人が凄くロマンチックで可愛くてほっこりしました」と気に入っている。玉森さんは「無茶苦茶キュンキュンしました。このエンバーとウェイドのストーリーがどうなっていくか」と気になりながら、川口さんと同じく「本当に映像が美しくて、また観たいな、と思っています」とリピーターを希望していた。

 

 

 

特に注目してほしいシーンについて、川口さんは「やっぱり2人で出かけていたり、街を歩いていたり、デートをしていたり」と見所を伝えながら「個人的には、エンバーとエンバーの家族。お父さんやお母さんとの家族愛も是非観て頂きたい」とプッシュしていく。玉森さんは「2人でデートしているシーンが凄く印象的。最後の方で2人があることをするんですけど、それが凄く2つのエレメントの特徴を表しているなぁ。良いなぁ。可愛いなぁ」と印象に残っている。

 

舞台となっているエレメントシティに準え、長崎出身の川口さんは大阪に関する驚きについて「関西の人の近い距離感、親しみしやすい感じ」を挙げ「人見知りで緊張しぃなので、そんな私にとっては凄いリラックス出来る。あたたかく迎えて頂いている、と大阪に遊びに来る時はいつも感じています」と話す。また、東京出身の玉森さんは「最近、鶴橋の商店街でお買い物をしていたんです。完全にプライベート」と話し始め「お買い物をしていたら、隣の商店さんのおばちゃまが『もうそっちなんかえぇから、こっち来ぃ。こっちの方が美味しいでぇ』みたいな。あぁ、そういうことが起きるんだ。選んでいたから、どうしよう、みたいになっちゃって。凄いてんぱっていて凄い顔していたと思います。ビックリしましたけど、そういうのを打ち明けられるきっかけ。そういうパワーが関西の人は凄くあるな」と驚きのエピソードを話してもらう。

 

 

ここで、事前にお客様から頂いた質問を答える機会が設けられた。日本版エンドソングであるSuperflyの「やさしい気持ちで(マイ・エレメントver.)」にちなんで、優しい気持ちになれる時について聞かれ、川口さんは「夜中に動物や赤ちゃんの動画を観ている時です。にやぁ~としちゃいますね、顔が」と答え、玉森さんは「お風呂上り、ふわっふわのバスタオルに包まれた時、”気持ちえぇ~”になりますね」と答えていく。また、推し元素(エレメント)について聞かれ、川口さんは「火です。やっぱり、熱くって、寒い時とか火を出して温まったり。具体的なことはこれから観て頂くんですが、そんなことも出来るんだ、という魔法が火には多いと思います」と説明。玉森さんは「水ですね。僕自身も、流れのままに、というか。そんなところもあったりするので、水かなぁ、と思って。ゆったりできそうなので」と説く。映画の世界に入れたら何がしたいか、と聞かれ、川口さんは「ウェイドさんの御実家が大変楽しそうなんですよね。あそこで子供心に戻って遊びたい。家も水なので、テーマパーク状態なんで良いなぁ。楽しそうだなぁ」と羨ましがる。玉森さんは「風もいいなぁ、と思っていて。スポーツ観戦のようなシーンがあるんですが、”あぁ、なるほどな。こういう遊びやスポーツしてみたいな”。風ならでは、といいますか。なんか気持ちよさそう。一番自由に行動できそうなのは風かなぁ」と思い浮かべていた。

 

最後に、川口さんは「自分では気づけなかった”自分ってこんな才能があったんだ”とか”もっともっとありふれた可能性に満ちていたんだ”という一歩踏み出す勇気を、この映画から受け取って頂けたらなぁ」と思いを込めながら「泣いて笑って、ほっこりして癒されて、キュンとしてもらいながら、沢山の心のデトックスをして頂いて」とメッセージ。玉森さんは「観終わった後に、”また明日頑張ろう”と思えたり、今傍にいる家族や友人をもっと大切にしようと思えたりする映画になっております。このエレメントシティを楽しんで頂きたいです。この大きいスクリーンで観るから迫力もあります。大切な人と何度でも観て頂きたいな」と思いを込め、舞台挨拶は締め括られた。

 

映画『マイ・エレメント』は、8月4日(金)より全国の劇場で公開。

 

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キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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