地獄で生まれ育ったヘルボーイもビリケンさんにお願い!?『ヘルボーイ』通天閣でヒット祈願イベント開催!
魔界生まれ、地球育ちのヘルボーイが、超常現象調査防衛局“BRPD“の一員として活躍する姿を描く『ヘルボーイ』が、9月27日(金)より全国の劇場で公開される。8月21日(水)には、大阪・新世界の通天閣にヘルボーイが登場するヒット祈願イベントが開催された。
映画『ヘルボーイ』は、2004年にギレルモ・デル・トロ監督で映画化された人気コミックを原作者マイク・ミニョーラの完全監修で再映画化。地獄で生まれ、地球で育てられた悪魔の子ヘルボーイ。超常現象調査防衛局「B.P.R.D.」のエージェントとして活躍する彼に、イギリスを荒らしまわる巨人退治のミッションが下される。暗黒時代に封印されたブラッドクイーンが1500年の眠りから覚めたことを知ったヘルボーイは、霊媒能力を持つ少女アリス、ベン・ダイミョウ少佐らとともにブラッドクイーンへと近づいていく。しかし、ブラッドクイーンはヘルボーイを王として迎え入れる企てを図り、ヘルボーイは彼女の甘言と魔力によって世界を滅亡させるほどの強大なパワーを手にしてしまう。ヘルボーイ役をドラマ『ストレンジャー・シングス』のデビッド・ハーバー、最強の敵ブラッドクイーン役をミラ・ジョボビッチがそれぞれ演じる。監督は大ヒットドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』のニール・マーシャル。[配給:リージェンツ]
イベントでは、まず通天閣イメージガールの小川久瑠実さんが登壇。一足早く『ヘルボーイ』を観た小川さんは「凄いんですよ」と興奮を伝える。「とにかく大迫力。映像がリアル」と表現し「ヘルボーイがどんな人物なのか推測していきながら観ていくのも楽しかったです」と感想を伝えた。さらに「途中の展開もおもしろく、見応えがありました」を期待させていく。
そして「Smoke on the Water」のイントロに合わせてヘルボーイ登場。さらにヘルボーイ仕様の特別なビリケンさんを披露していく。ビリケンさんの足の裏を撫でるとご利益があると云われていることにあやかり、ヘルボーイも足を撫でるといった愛嬌ある姿も見せた。
ここで、小川さんは、通天閣イメージガールの座を賭けて、ヘルボーイとのじゃんけん対決を決行。だが、ヘルボーイの強い拳が翻って弱点に…小川さんが勝負に勝ち、会場の来場者にはプレゼントも送られた。イベントの最後には、ヘルボーイとの2ショット撮影会も開催され、最後まで賑わっていた。
映画『ヘルボーイ』は、9月27日(金)より全国の劇場で公開。
(C)2019 HB PRODUCTIONS, INC.
帰ってきた!ヘルボーイはB級マシマシ!※グロ注意!
ニール・マーシャル監督による今作は、大手アメコミ大作シリーズとは一線を画す。円卓の騎士、秘密結社、ジャバウォッキー…とキーワードが序盤から次々に飛び出し、これでもかッ!とたたみ掛けてくる!
原作者マイク・ミニョーラの監修もあり、バトルシーンのド迫力は勿論、ヘルボーイのキャラクターがクスッと笑いを誘い、これぞアメコミの真骨頂と終始満足させていく。気になるグロテスクな描写だが、レイティングは”R15+”。マニアも納得のゴアシーンが満載だが、苦手な人でも指の隙間から辛うじて覗けるレベルになっている。責任はとれないが…
なお、今作のサントラはここ数年では5本の指に入る出来!と言っても過言はないっ!ヘルボーイに興味を持つおおよそのファンが1度は通るであろうテイストの音楽を新旧問わず鳴らしてくれる。どことなく作品と同じ雰囲気を持つバンド達と言えば、分かるだろうか。ゴリゴリのメタルではなく、かなりお洒落な選曲になっているので、ぜひ、サントラにも注目して観て欲しい。
from関西キネマ倶楽部
- キネ坊主
- 映画ライター
- 映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
- 現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
- 最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!