極限の地で思い合う男女描くヴィム・ベンダース監督新作『世界の涯ての鼓動』がいよいよ劇場公開！
（C）2017 BACKUP STUDIO NEUE ROAD MOVIES MORENA FILMS SUBMERGENCE AIE
互いに運命の相手と思いあう男女が、海の底とソマリアの地で共に極限下におかれ、愛を試される様を描き出す『世界の涯ての鼓動』が８月２日（金）より全国の劇場で公開される。
映画『世界の涯ての鼓動』は、ノルマンディーの海辺に佇むホテルで恋に落ちた生物数学者・ダニーとMI6の諜報員・ジェームズが、それぞれの使命によって極限の地へ向かいながらもお互いを思い続けるラブサスペンス。フランス・ノルマンディーの海辺にあるホテルで出会ったダニーとジェームズは、わずか５日間で情熱的な恋に落ち、互いが生涯の相手であることに気付くが、生物数学者であるダニーにはグリーンランドの深海に潜り地球上の生命の起源を解明する調査、そしてMI-6の諜報員であるジェームズには南ソマリアに潜入して爆弾テロを阻止する任務が待っていた。互いの務めを果たすため別れた２人だったが、やがてダニーは潜水艇が海底で操縦停止となる事態に遭遇し、ジェームズはジハード戦士に拘束されてしまうという、それぞれが極限の死地に立たされてしまう…
本作は、『パリ、テキサス』『ベルリン・天使の詩』の巨匠ヴィム・ベンダース監督、『リリーのすべて』のアリシア・ビカンダー、『X-MEN』シリーズのジェームズ・マカボイ主演による恋愛サスペンス。
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映画『世界の涯ての鼓動』は、８月２日（金）より、大阪・梅田の大阪ステーションシティシネマ、京都・二条のＴＯＨＯシネマズ二条、８月９日（金）より、神戸・三宮のシネ・リーブル神戸など全国の劇場で公開。
精悍な美男子の諜報部員、聡明で美しい研究者。運命的に出会って、激しい恋に落ちる二人。主演のマカヴォイとヴィキャンデルの美貌が圧倒的すぎて、「はぁー、美男美女ってこんなに情熱的に恋に落ちるものなの・・・？」とお伽話のような印象すら受ける。だからこそ猶更、二人の運命の行く末には、どんな結末が待っているのだろうかとハラハラせずにはいられない。
原題の「submergence」は「潜水」や「沈没」など、水の中に沈みゆくイメージを持つ言葉だが、「水葬」の意味もあるところも、意味深だ。光の届かない深い海の底で、暗闇に取り残されてしまうダニー。遠い国の海岸で、テロリストに処刑される時を待つジェームズ。生還したどちらかが、帰らぬ人となった最愛の相手を弔うことになるのか。それとも二人とも再会することは叶わずに、水の中へと還って行ってしまうのか。名匠がベテランの手腕で語るメロドラマは切ない。
fromNZ2.0@エヌゼット
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