あのハイテンションで耽美な世界観がまさかの映画化！『劇場版パタリロ！』がいよいよ劇場公開！
（C）魔夜峰央・白泉社／劇場版「パタリロ！」製作委員会2019
破壊的な性格であるトラブルメーカーの王子パタリロと、周囲の騒動がハイテンションで描かれる『劇場版パタリロ！』が６月２８日（金）より全国の劇場で公開される。
映画『劇場版パタリロ！』は、１９７８年の連載開始から４０年以上にわたって愛され続ける魔夜峰央の人気コミック「パタリロ！」を映画化。常春の国マリネラ王国の皇太子パタリロ・ド・マリネール８世が、側近のタマネギ部隊を引き連れて大英帝国にやって来た。やがてパタリロの前に、ボディガードを任命されたバンコランと謎の美少年記者マライヒが現れる。権力争いで命を狙われているパタリロを中心に美少年たちの耽美な世界が繰り広げられ、舞台はマリネラ王国、銀河系宇宙、埼玉県春日部、バンコランの過去など時空を越えて駆け巡るが…
本作は、２０１６年の２．５次元ミュージカル化に続いて実写映画化。舞台版の演出を手がけた小林顕作さんがメガホンを取り、キャストにも主人公・パタリロ役の加藤諒さんをはじめ舞台版のメンバーが再結集した。
（C）魔夜峰央・白泉社／劇場版「パタリロ！」製作委員会2019
映画『劇場版パタリロ！』は、６月２８日（金）より全国の劇場で公開。
筆者の場合、「パタリロ！」は、小学生の頃に夕方の再放送アニメでよく見ていた世代。詳しいことは分からなくとも、独特のギャグセンスは好きだった。少女漫画誌「花とゆめ」の連載だったと知った時は、驚くと共に納得した覚えがある…
と、慣れ親しんでいた「パタリロ！」が、まさか映画になるとは…！本作を観てみると、まさに２．５次元ミュージカルをベースとした映画になんでも詰め込めるだけ詰め込んだ作品になっていた。よくぞこれだけの要素を一作に収めたな、と驚く次第。同じく魔夜峰央先生の『翔んで埼玉』が予想外のヒット作となっただけに、今作がどれほどの動員結果を生み出すのか。気になることは様々にあったとしても、最後まで大いに楽しまされる一作となった。
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