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クォン・サンウとソン・ドンイルが謎の連続殺人に挑む『探偵なふたり:リターンズ』がいよいよ劇場公開!

2019年3月15日

(C)2018 CJ E&M CORPORATION, CREE PICTURES, ALL RIGHTS RESERVED

 

2015年に韓国で公開され、観客を笑いと温かさで包んだ『探偵なふたり』の待望の続編『探偵なふたり:リターンズ』が、3月16日(土)より全国の劇場で公開される。

 

映画『探偵なふたり:リターンズ』は、推理オタクが犬猿の仲の刑事とともに事件を捜査していく、バディものの推理ミステリー「探偵なふたり」のシリーズ第2弾。マンガ喫茶店長で恐妻家のカン・デマンと、かつては広域捜査隊のレジェンドとまで呼ばれた刑事ノ・テスのコンビが、韓国初となる探偵事務所をオープンさせた。しかし、依頼主はなかなか現れず、生活費も圧迫される開店休業状態。警察署にこっそりと営業をかけるといった努力の数々がようやく実り、最初の依頼人がやってくる。しかし、5000万ウォンという巨額の成功報酬も手伝って依頼を受けたものの、事件は容疑者が次々と不審死を遂げる想像を絶する展開に発展していく…

 

本作では、主人公の探偵コンビは前作から続投となるクォン・サンウとソン・ドンイルが担い、新キャラクターとなる元サイバー捜査隊ヨチ役を『フィッシュマンの涙』のイ・グァンスが演じる。監督は『女は冷たい嘘をつく』などのイ・オンヒが務めた。

 

映画『探偵なふたり:リターンズ』は、3月16日(土)より、大阪・心斎橋のシネマート心斎橋をはじめ、全国の劇場で公開。

とても観やすい作品であり、シリーズものの第二作ながら、もし前作を観ていなくても全く問題はない。本作は独立したストーリーで、主人公たち二人の関係は会話を聞いているうちにわかるようになっている。

 

韓国映画で犯罪ものといえば、激しい暴力や残酷な殺人シーンが定番なイメージがあるが、本作の演出はマイルド。ストーリーが進むにつれ、おぞましい犯罪の姿が明らかになり、二人のダメ男コメディが探偵バディアクションへと加速する。

 

前作では、マンガ喫茶を営む主人公が育児に奔走する苦労を描くため、赤ちゃんの世話は大変だ!という描写にしつこさを感じたが、今回は子供も成長していて、意外な場面でドラマを盛り上げてくいく。

 

主人公クォン・サンウの名推理キャラ設定があるなら、一層の活躍を欲したくなるが、それはさらなる展開に期待出来そうだ。

fromNZ2.0@エヌゼット

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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