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愛は、見返りを求めず、与え続ける無償のもの…『僕の彼女は魔法使い』主演千眼美子さんに聞く!

2019年3月8日

人々の幸せを奪い去る黒魔術の脅威から、“愛の魔法“で世界を守る白の魔法使いが、赤い糸で結ばれた“運命の人“を探し出し、時空を超えた戦いに立ち向かっていく模様を描きだす『僕の彼女は魔法使い』が全国の劇場で公開中。 今回、白魔法最後の生き残りである風花役を演じた千眼美子さんにインタビューを行った。

 

映画『僕の彼女は魔法使い』は、千眼美子さんが主演を務めるファンタジードラマ。高校3年生の優一のクラスに風花が転校してきてから、優一の周囲ではさまざまな不思議な現象が起こるようになった。風花の正体は魔法使いで、しかも世界最後の「白魔術の継承者」だったのだ。優一はそんな風花に戸惑いを覚えながらも心ひかれていくが、ある事件をきっかけに風花は突然姿を消してしまう。5年の時が流れ、風花と優一は偶然に再会するが、それは白魔術と黒魔術の時空を超えた戦いの始まりだった…
風花役を『さらば青春、されど青春。』の千眼美子さん、優一役を『君のまなざし』の梅崎快人さんが演じる。監督を務めるのは、今作が劇場公開作品としてはデビュー作となる新鋭の清田英樹さん。

 

「魔法使い役をやったことがなかった。」と千眼さんは話す。本作の役はただの魔法使いではなく、世界最後の白の魔法使い。世界最後だから自分以外は魔法使いではない。魔法使いの風花にとって、魔法を使えない人たちは不思議な存在。その感覚を以て「逸脱感や周りの人と違う雰囲気をどのようにして自分に落とし込めるか」と考え、ローラーシューズを日常に取り入れ魔法使いの感覚を掴んでいく。「ドラえもんのように浮いて歩いているように見えて、魔法使いみたいな気分だった」と話す千眼さん。街中を駆け、現場入りの際も履いており「みんなに『千眼さんが浮いているぞ!』と騒がられた。」と、イタズラっぽく笑い、当時を振り返った。

 

白魔法と黒魔法の戦いを描く本作に対し、千眼さんは「何が白と黒を分けるか」と境界線を学ぶことから始めたと言う。「魔法と魔法使いが存在するならどうすれば魔法が使えるか。どういうメカニズムで魔法が起きているか。魔法を使う人はどんな人か。どんな目的をもって魔法を使おうとしているか」と、実在しない空想の役柄に試行錯誤する。世界最後の白魔法使いという責任ある役だが、おっちょこちょいな一面もあり「前半部分のキャラクター性を大事にすれば、後半の芯が通っているキャラクターが突然現れ、同じ人物には思えない。しかし後半の責任感あるキャラクター性に焦点を置くと、軽々しく魔法を使えない」と演技の難しさを痛感。「風花は普通の高校生よりは子供っぽく見えるが、大事な場面では高校生よりも精神的に成熟している。責任感もあり、自分の信念を貫いている。回想シーンではシリアスな顔も表現できたので、ストーリーがつながった」と穏やかに語る。

 

愛を信じれば神と繋がれるということが本作のテーマ。愛について、千眼さんは「死ぬまでに一生考え続けること。友達への愛や親への愛、恋人に対する愛も含め沢山ある。映画を通して、生きていく中で愛に触れずにはいられない。愛は、見返りを求めず、与え続ける無償のものでなければ、愛と呼んではいけないのではないか」と説く。映画への愛情も同様で「どの作品でも、人が想像して出来上がった物語は、楽しむだけでなく、大きく膨らんだ夢の保管場所に実在している」と話す。「映画に出演する時、カチンコが鳴る前に『これは本当の話。現実だ』と、いつも心の中で唱えている。最初から存在しているものが自分の中に入ってくるので、それに体を貸すようなもの」だと捉え、演じてきたそうだ。

 

今年で女優10年目になる千眼さんだが、時代劇への出演経験はなく「日本の時代劇に出演してみたい。昔の時代設定でカツラも付けてみたい」と願っている。「特に、明治維新が好きなので、維新を背景にした映画に出演したい。明治の志士が旅をする中で遭遇する団子屋での売り子として侍を支える役をやってみたい」とオファーがあれば、エキストラでも辞さない心構えだ。Twitter等ではいつも素敵なファッションを着こなしており「好きなブランドはREJINA PYOとMSGMとツモリチサト、カラフルでカジュアルなファッションが好き」と目を輝かせながら、今後の女優人生に熱く希望を抱いていた。

 

映画『僕の彼女は魔法使い』は、全国の劇場で公開中。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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