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日本中をトリコにできるように…『あのコの、トリコ。』吉沢亮さんと新木優子さんを迎え舞台挨拶開催!

2018年10月8日

白石ユキさんの同名漫画を基に、幼い頃に役者になることを誓い合った幼なじみ3人が、芸能界を舞台に恋や夢を追いかける姿を描く『あのコの、トリコ。』が10月5日(金)より全国ロードショーを開始。10月8日(月・祝)には、大阪・梅田のTOHOシネマズ梅田に、出演の吉沢亮さんと新木優子さんを迎えて舞台挨拶が開催された。

 

映画『あのコの、トリコ。』は、白石ユキさんの同名少女コミックを実写映画化し、芸能界を舞台に幼なじみ3人が織り成す三角関係を描いたラブストーリー。子どもの頃、幼なじみの雫や昴とスーパースターになる夢を誓いあった頼。引っ越して2人と離れ離れになった頼は地味で平凡なメガネ男子に成長していたが、雫が人気モデル、昴が人気俳優になっていることを知り、衝動的に雫の高校に転入する。雫の付き人としてCM撮影に立ち会ったことをきっかけに芸能界入りした頼は、事故で大怪我を負った昴の代役として舞台で雫と共演することになり、幼い頃から抱いていた雫への思いを募らせていく…

頼役を『ママレード・ボーイ』の吉沢亮さん、雫役を『僕らのごはんは明日で待ってる』の新木優子さん、昴役を『キセキ あの日のソビト』の杉野遥亮さんが演じる。『NANA』『クローバー』などの浅野妙子さんが脚本を手がけ、『最後から二番目の恋』『最高の離婚』など数々のテレビドラマを演出してきた宮脇亮さんが長編映画初メガホンをとった。

 

上映後、吉沢亮さんと新木優子さんが登壇。吉沢さんから「皆さん、なんでやねん!」「みんなのトリコやで」と関西弁を交えてご挨拶。新木さんも「新木優子やで」と可愛く挨拶し会場を和ませた。

 

本作の公開を迎え、吉沢さんは「やっと公開を迎えられてホッとしています」と一安心。撮影は1年以上前に行われており「遂に公開がきたなぁ」と嬉しがっている。新木さんは、公開後の舞台挨拶で関西各地を周り「関西の方は元気だな」と思いながら「沢山の方に観て頂けた」と感激した。大阪での舞台挨拶を多く経験している吉沢さんは「迎え入れて下さる大阪のスタッフさんも凄く明るく優しい方ばかり。人柄がめっちゃ好っきゃねん」と愛情をこめて話す。新木さんも「人柄と皆さんのノリの良さにトリコですね。『どうですかぁ』と聞くと、大きな返事を返して下さる」とお気に入り。

 

撮影現場の雰囲気について、新木さんは杉野遥亮さんの人柄を挙げる。3人の中でも弟キャラとなり「天然キャラな彼が一人加わると空気が和やかになる」と讃える。撮影現場でも「吉沢さんが杉野君の靴ひもを結ぶ遊びをしていた。靴それぞれのひもを交ぜて結んで困らせるサプライズも。彼も素直だから、ニコニコしながら写真を撮っていました」と振り返った。吉沢さんも「普段から可愛いらしく天然です。携帯ゲームを一緒にやっている時は、人柄が変わったかのように『なんでだよ』と言って熱い一面を見ました」と明かす。

 

作品鑑賞後の舞台挨拶なので、もう一度見てもらいたいシーンについて、吉沢さんは、劇中劇シーンを挙げた。役を演じながらさらに演じているので「作品によって表情も変わる。演技中の目線をじっくり見て頂けたら」とお薦めする。新木さんも「劇中劇では、頼のスイッチが切り替わる瞬間は、女子がたまらないキュンポイント。私のオススメは、頼がバラを投げるシーンがカッコ良過ぎる」と見てほしいポイントを挙げる。

 

ここで、事前にお客様から頂いた質問に答える展開に。芸能人を演じる役について聞かれ、吉沢さんは「この御仕事をさせて頂いているので、芸能界の裏側を忠実に描いている、と思った。2ショットシーンの緊張感やお互いに空気感を掴んでいく雰囲気は、演技をしていてよくあるので、共感しながらやっていました」と答える。新木さんは「貴重な体験だと思って演じさせて頂いた」と感謝しながら、普段からモデルのお仕事もしているため「経験が活きて良かった」と述べる。役者の役を演じるのは不思議な経験だと感じながら「自然と演じる必要があり難しかった。普段の表情と役者の表情の分け方は苦労しました」と告白。高校生時代を振り返り「芸能界でガムシャラに頑張っていた時期なので、葛藤や同世代の熱いやり取りと思い出していた」懐かしんだ。さらに、演じる役の切り替えについても聞かれ、吉沢さんは「あまり意識したことがない。役に入り込む瞬間はない。基本的に俯瞰で見ているので、オン・オフの切り替えはないですね」と冷静に答える。新木さんも「作品毎にスタッフが違ったり、作品の役柄が違ったりする。現場に入ると、この役だ、と頭にスッと入り、気づいたら頭と役のスイッチが切り替わっている。切り替えるぞ、と意識したことがあまりない」と述べた。また、今日、10月8日が愛を囁く日ということで、愛を囁くリクエストがあり、新木さんは「ここにいるみんな、好きやで」と可愛く囁くと、吉沢さんも「ホントに、みんなのことが、めっちゃ、好きやで」と愛情を込めて囁いた。

 

最後に、新木さんからは「関西の方々は凄く盛り上げて下さって、嬉しかったですし、楽しかったです」と今日一日を振り返り、感謝の気持ちを表す。吉沢さんは「楽しんで頂けましたか」と反応を楽しみながら「僕達も皆さんのノリの良さに楽しませて頂きながら舞台挨拶をさせて頂きました。『あのコの、トリコ。』が日本中をトリコにできるように皆さんも協力して頂けると嬉しいな」と思いを込め、舞台挨拶は締め括られた。

 

映画『あのコの、トリコ。』は、10月5日(金)より、大阪・梅田のTOHOシネマズ他にて全国ロードショー中。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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