ケネディ大統領のビジョンを実現させた男の姿を描く『LBJ ケネディの意志を継いだ男』がいよいよ劇場公開!古着屋JAM堀江店とのタイアップも実施!
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1963年のケネディ大統領暗殺直後、国中が混乱する中、わずか98分でアメリカ大統領に就任したリンドン・べインズ・ジョンソンの政治的手腕と抱えていた苦悩を描く『LBJ ケネディの意志を継いだ男』が10月6日(土)より公開。また、古着屋JAMの大阪・堀江店とのタイアップも実施中。
映画『LBJ ケネディの意志を継いだ男』は、ジョン・F・ケネディが暗殺されたのち、わずか98分でアメリカ大統領に就任したリンドン・B・ジョンソンにスポットを当てた政治ドラマ。リンドン・B・ジョンソンは民主党の院内総務として精力的に活動していたが、1960年の大統領予備選挙で、党の大統領候補としてジョン・F・ケネディが選出され、ケネディは米大統領に当選を果たす。43歳の若きライバル、ケネディの副大統領となることに同意し、その職に就いたジョンソンだったが、副大統領の執務が国政の蚊帳の外に置かれていることに気付いてしまう。しかし1963年11月22日、ダラスで暗殺されたケネディ大統領に代わり、ジョンソンは大統領に昇格。ケネディの遺志を尊重し、公民権法を支持するジョンソンは長い間敵対していたロバート・F・ケネディ司法長官や、師弟関係にあったリチャード・ラッセル上院議員と争うことになる…
本作は、『スリー・ビルボード』のウッディ・ハレルソンが、第36代米大統領リンドン・ジョンソンを演じ、『スタンド・バイ・ミー』『ア・フュー・グッドメン』のロブ・ライナー監督がメガホンをとった。
なお、全国的に人気の古着屋JAMの大阪・堀江店にて本作をイメージしたディスプレイコーナーが10月1日(月)より登場している。1960年代当時のコーディネートや大統領グッズ、歴代大統領が愛用したアレン・エドモンズの靴も勢ぞろい。映画シーンのパネル展示も同時開催中。10月1日(月)から10月20日(土)迄の期間中、映画半券をお会計時に提示すると先着10名様にマスコミ用プレスシート(非売品)がプレゼントされる。
映画『LBJ ケネディの意志を継いだ男』は、10月6日(土)より、大阪・梅田のシネ・リーブル梅田、京都・烏丸の京都シネマ、神戸・三宮のシネ・リーブル神戸で公開。
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恥ずかしながら、本作によって、LBJという存在を初めて知った。JFK、ケネディ大統領が歴史的には有名だが、有名であるには理由がある。大統領としてのビジョンがあり、それを具体的に実現させるには何年かかっても成し遂げようとする意志があった。だが、無残にも殺されてしまった。その遺志を継ぎ実現させたのが、LBJ、リンドン・ジョンソンだ。JFKが大統領就任時は、副大統領という立場で思うように動けない。いざ、大統領に就任したら、信頼していた人物から対立される。
元々はアメリカ南部の田舎の出身であるが、国を動かす立場に就いた。苦悩と挫折を経験しながらも、人種差別の撤廃を目指し、公民権法や投票権法を成立させ、後に評されるLBJが向き合った戦いをロブ・ライナー監督は真摯に捉えた。『スタンド・バイ・ミー』や『スパイナル・タップ』だけじゃない、多彩な作品を撮ることが出来る監督に感服せざるを得ない。
- キネ坊主
- 映画ライター
- 映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
- 現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
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