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特別な顔の少年に家族が寄り添う『ワンダー 君は太陽』いよいよ公開!

2018年6月14日

(C)2017 Lions Gate Films Inc. and Participant Media, LLC and Walden Media, LLC. All Rights Reserved.

 

生まれつき人と違う特別な顔を持つ少年が初めての学校生活を通して周囲の人々を巻き込みながら成長する姿を描いたドラマ『ワンダー 君は太陽』が関西含め全国の劇場で6月15日(金)より公開される。

 

本作は、全世界で800万部以上を売り上げたR・J・パラシオのベストセラー小説「ワンダー」を、『ウォールフラワー』のスティーブン・チョボウスキー監督・脚本で映画化。『ルーム』で世界中から注目を集めた子役ジェイコブ・トレンブレイが主人公、『エリン・ブロコビッチ』のジュリア・ロバーツが母親役、『ミッドナイト・イン・パリ』のオーウェン・ウィルソンが父親役をそれぞれ演じる。

 

映画『ワンダー 君は太陽』は、遺伝子疾患により人とは異なる顔で生まれてきた少年が家族と共に困難に立ち向かっていく姿を描く。ごく普通の10歳の少年オギーは、生まれつきの障がいにより、人とは違う顔をもっていた。幼い頃からずっと母イザベルと自宅学習をしてきた彼は、小学5年生になって初めて学校へ通うことに。はじめのうちは同級生たちからじろじろ眺められたり避けられたりするオギーだったが、オギーの行動によって同級生たちは少しずつ変わっていく…

 

映画『ワンダー 君は太陽』は、6月15日(土)から全国の劇場でロードショー。

(C)2017 Lions Gate Films Inc. and Participant Media, LLC and Walden Media, LLC. All Rights Reserved.

本作は、障害を持った少年が社会と向き合う作品のように一見感じるかもしれない。だが、友情や家族について描いた作品でもある。家族や友人それぞれの視点による物語も同時に展開され、主人公の行動によって皆がどのように変化していくかを描いていく。なんらかの障害を持った人間は、別の才能を持っており、それを十分に発揮し、自らの未来を切り開き、周囲の人間を変化させる。登場人物それぞれの情景描写がしっかり描かれ、観客は皆を応援したくなった。某有名SF作品のキャラクターが所々に登場するが、そのSF作品も喜んで出演を承諾したのかな。作品へ対する監督の愛情がたっぷり詰め込まれた作品である。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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