歌姫ダリダの波乱に満ちた生き様を描く伝記映画『ダリダ~あまい囁き~』いよいよ公開!
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フランスの歌姫ダリダの生涯を描いた『ダリダ~あまい囁き~』が京阪神の劇場含め全国で5月19日(土)より公開される。
本作でダリダを演じたのはイタリア人女優スヴェヴァ・アルヴィティ。『べサメ・ムーチョ』『灰色の途』などの、彼女のヒット曲が醸し出すドラマチックな効果に必見。なお、『ソフィー・マルソーの秘められた出会い』のリサ・アズエロスが監督を務める。
映画『ダリダ~あまい囁き~』は、54歳の若さで亡くなり、2018年に生誕85周年を迎えたフランスを代表する女性歌手ダリダの生涯を描いた伝記ドラマ。1933年、エジプト・カイロのイタリア移民の家系に生まれたダリダはミス・エジプトに輝いたのち、1956年に歌手としてデビュー。それからわずか2カ月でゴールドディスクを受賞し、一躍スターダムに上り詰めた。アラン・ドロンとのデュエット曲「あまい囁き」や「18歳の彼」など、世界的なヒット曲も生み出したダリダは女優としても活躍。輝かしい成功の一方、私生活では恋愛に翻弄され、1987年5月に「人生に耐えられない、許して」と書き残し、自ら54年の生涯を終えたダリダの生涯を、数々の名曲、華やかなファッションとともに描いていく…
映画『ダリダ~あまい囁き~』は、5月19日(土)より大阪・梅田のテアトル梅田、京都・三条のMOVIX京都、兵庫・三宮のシネ・リーブル神戸ほか全国ロードショー。
ここまで出会う男を魅了する歌姫もいないのではないか。男性との出会いによって幾通りにも成長していくダリダも興味深い。それは、彼女の精神状態を様々に変化させていく。本作では、その心情描写にも目を惹く箇所があり、観る者の興味を飽きさせない。彼女の変化に伴い、歌う楽曲にも影響があり、作中は当時に合わせてフィーチャーされた曲がされており、何に愛情が注がれているのか伝わってくる。まさに波乱万丈の人生を歩んだダリダの魅力を思い切り堪能したい。
- キネ坊主
- 映画ライター
- 映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
- 現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
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