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Kisssh-Kissssssh映画祭2017コンペティション長編部門グランプリ受賞『ミスムーンライト』!出演者からのコメント大集合!

2017年11月7日

(C)ミスムーンライト製作委員会

 

2017年9月16日~17日に開催された「Kisssh-Kissssssh映画祭2017」において、自主制作映画コンペティション部門の長編映画部門グランプリに輝いた松本卓也監督による映画『ミスムーンライト』が、関西の映画館でも11月11日(土)より上映を開始する。今回、60名以上いる出演者の中から可能な限りのコメントが届いた。

 

映画『ミスムーンライト』は、新潟県新発田市を舞台に、地元の観光PRビデオ制作に奔走する人々の姿を、全5章からなる登場人物が撮影したPOV映像で描いた青春群像劇。女子高生のマキは映像部の仲間たちと観光PRビデオを撮影したが、平凡すぎる仕上がりに不満を抱えていた。そんな中、新たな企画を思いついた彼女は部員や顧問らを説得し、春休みの合宿で再撮影に臨むことに。アイドル活動を行なうマキの従妹ミサコや、元映像ディレクターの博和ら助っ人も加わり、撮影を開始するが……

今回、コメントを寄せて頂いたのは、主演のマキ役を演じた梅村結衣さん、ユリコ役の内田なつみさん、アンアンナ役の和泉美沙希さん、おフジ役の坂井華さん、ボンちゃん役の溝畑幸希さん、クラ役のかいりさん、マッスル役の金子みゆきさん、金子先生役のイグロヒデアキさん、コウイチ役の後藤龍馬さん、加藤役の中村博和さん、大女将役の森恵美さんの11名の方々。それぞれの質問に熱心に答えてくれた。

 

☆ぶっ飛んだ”一肌脱いだ”脚本やコンセプトは大丈夫だった?

梅村さん :

撮影している時は演じたマキが一肌脱ごうと言っているが、私自身はなぜ水着だろう?と疑問はありました(笑)。でも誰かがしそうにないことをやることに意味があると気づいた!!だって普段水着にならないですしね。

内田さん :

最初は意味がよく分からなくて撮影中もどうなるだろうと不安だった。でも、私は誰よりも一肌脱ぎたい、体張りたいタイプだから共感できた。

和泉さん :

私が演じた役は、オーディションや仕事で勝ち残っていくために、どのように頑張っていけばいいのかを葛藤する難しい役どころでした。役を演じる上で気持ちを作るのが少し大変でした。

坂井さん :

水着になる事が無いので、撮影前はかなり抵抗がありました。しかし、撮影が始まると寒さが凄くてすぐに忘れてしまいました。

溝畑さん :

私たちの配信のポーズ等ぶっ飛んだ内容ではありましたが、嫌だったことはありません!

かいりさん:

水着姿に自信がなかったので、 最初は露出少なめなサロペットの水着を着ていました。でもクラ家族で人肌脱ぐシーンでは、 思いきってサロペットを脱いで出ています。だからクラは水着が2パターンあります。みんなが人肌脱いだエンディング、見所です♪

金子さん :

舞台になった中央高校で水着を着て撮影だったので、友達がたくさんいる中で見られたので少し恥ずかしかった。

イグロさん:

私は全然嫌ではないが、私の水着姿なんか出していいものか?

後藤さん :

ぶっ飛んだコンセプトは松本監督らしいと思い、すぐにのめり込めました。登場人物が多く、脚本見てから脳内人物相関図ができるまで大変でした。

中村さん :

本来の「一肌脱ぐ」が表現されている。ぶっ飛んだことと当たり前という表現が紙一重で。そこを突いた脚本が絶妙だったので出来上がりをワクワクしていました。

森さん  :

まさか 雪景色の中で人肌脱ぐとは…

(C)ミスムーンライト製作委員会

 

☆お気に入りで注目してほしいシーンは?

梅村さん :

映像部、ミサコ達と幽霊、そして博和と三つの物語が一つになった時!凄く複雑で揉め事や様々な事が起こるが、その全てに意味があって、凄く深く描かれている部分でもあるので、そこを見て欲しいです♪♪

内田さん :

金子先生とアリサが一肌脱いだシーン。お似合いすぎて本番中も笑いを堪えるのが必死だった。

和泉さん :

私がお寺で少林寺拳法をしているシーン。まさか水着で少林寺拳法をすることになるとは思いませんでしたが、とても貴重な体験ができました。迫力満点のシーンですので是非注目してみてください!

坂井さん :

マキとお母さんが川沿いで自転車に乗るシーンは桜がとても綺麗で気に入っています。映像部が不器用ながらもお互いを理解し、作品を作っていく姿がthe青春という感じで好き。

溝畑さん :

アイドルグループであるストリングスムーンのMVのシーン!注目して欲しいところは…全部。3つの物語が最後1つになるまで1つ1つのシーンに注目して頂きたい。

かいりさん:

この映画はクラカメラ・コニーカメラ・ 幽霊カメラ等劇中でキャラクター達が回したカメラの映像を繋げて作られた作品なので、 ぜひカメラワークに注目して観てみてほしい。幽霊アイドルのPVが可愛くてお気 に入り。

金子さん :

満開の桜と雪のコラボレーション。凄く寒かったが、雪と桜のコラボを見るのは、新潟で暮らしていて初めてだったので、お気に入り。

イグロさん:

本当に沢山のいろんな女子が出演ですので、誰か推しメンを作ると楽しいと思います。なんだかんだ皆が活躍します。

後藤さん :

僕のモロ肌にも注目して頂きたい!!主人公のマキとお母さんが自転車で会話するシーンが大好き。

中村さん :

お寺の境内の前で、水着で少林寺を披露しているシーン。

森さん  :

桜吹雪舞い散る中での雪景色で人肌脱いだ女将と若女将。

(C)ミスムーンライト製作委員会

 

☆撮影中のハプニングはありましたか?

梅村さん :

20人ぐらいの女の子キャストが皆大部屋で寝ていたので、皆の寝相や寝言を聞きながら笑っていました。変わったポージングしながら寝ている子がいて毎日癒されました。

内田さん :

オフの日に何人かでプール付きの温泉に行き、皆可愛いレンタル水着なのに、私だけハイレグの水着を着させられた。

和泉さん :

集団で合宿のような形で撮影したため、普段は見られない皆の姿が面白かった。ここだけの話、寝相や寝言がおもしろい子が多くてびっくりしました。

溝畑さん :

撮影合宿ではキャストの女の子皆で1つの大部屋に泊まっていたが、私が自分でかけたアラームに全然気づかなくて…その節は大変申し訳ございませんでした…

かいりさん:

お母さん役の方がサムライローズのPPPさんだった。サムライローズさんとは何回かライブで対バンしており、 好きなグループだったのでとてもテンションが上がった。撮影の後メンバーとマネージャーに自慢しました。

金子さん :

キャスト全員が旅館の大部屋で寝ていたが、寝相が面白い方がいて、すごく笑いました。

イグロさん:

彼女役だった松本ゆんさんに台本にはないほっぺにキスを提案したところ、快く快諾してもらいましたが、この話を舞台挨拶ですると、客席が少し変な雰囲気になります。気のせいだといいですが…

後藤さん :

海のシーンを撮ったその日から僕が寝ていた布団が砂だらけになってしまって…僕の布団に砂をばら撒いたのは誰でしょうか。

中村さん :

低予算の映画。現場的にスケジュールを含め、撮影環境的にもピリピリしていた。でも、そんな状況だからこそ皆が気を使い、松本監督だけには、リラックスしていい作品を撮って貰おうと、監督だけに翌日の撮影集合時間を猶予。しかし、翌朝の集合時間に松本監督だけ寝坊で遅刻。松本監督の寝坊の言い訳が、「朝方まで、少年ジャンプを読んで」いたということです、子どもか!!

森さん  :

出番のない時は賄いのおばちゃんとして 温かい 汁物を作っていました。皆で作り上げた映画の暖かさが伝われば嬉しい。

(C)ミスムーンライト製作委員会

 

☆松本監督に伝えたいこと!

梅村さん :

最初はどんな作品になるのかまったく想像出来ず、撮影途中まで完璧にわかっていないまま演じている自分もいました。だからこそリアルな芝居ができた。完成作品を観ると、今までにない映画になったと思います!!たくさんの方に見てほしいです♪ぜひ『ミスムーンライト』を宜しくお願いします♪

内田さん :

(松本監督がよく食べている)ア・ラ・ポテトって美味しいですね。

和泉さん :

私達と近い距離感で会話してくれるので、演技や役柄についてとても相談しやすかった。ありがとうございました。

坂井さん :

水着はやっぱり夏がいいですね。

溝畑さん :

監督の人柄もあり、みんなで和気あいあいととても楽しい撮影現場でした!これからも『ミスムーンライト』が多くの人に観て頂けますように。

かいりさん:

声のお仕事をしたいと思っていたので、 声での参加が多いクラという役を頂けて、 とても嬉しかった。初めての撮影で不安だらけだったが、 監督のアドバイスのおかけで無事達成することができました。本当にありがとうございました!

イグロさん:

とてもいい作品なので、もっともっと知ってもらいましょう!そして役者としても凄い松本さんの技も盗みたい!

後藤さん :

松本さんにはいつも本当にお世話になっていて…もはや言葉や文章では言い表せないくらいのメッセージが…いつも楽しい事を一緒にやらせてくれてありがとうございます!!僕はもっともっと松本さんと楽しい事したいです!!世界に松本ワールドをぶちかまして下さい!いや!一緒にぶちかまさせて下さい!!

中村さん :

見て見ぬ振りをしているところを直視して下さい。

森さん  :

これからも色々なジャンルの映画を撮り続けて下さい。

(C)ミスムーンライト製作委員会

 

映画『ミスムーンライト』は、11月11日(土)より、イオンシネマ和歌山で上映。また、11月12日(日)には、第11回田辺・弁慶映画祭にて、Kisssh-Kissssssh映画祭との連携上映として『ミスムーンライト』も上映される。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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